処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 私の嫌いなお姉さま (まるち文庫 4)
の短編三本で構成されていますが、淡雪と雅楽乃はどれにもそこそこ出ていますので、この二人が好きな方でも楽しめるかと思います。
舞台の時期ははっきりとは明言されていませんが、プロローグが終わって共通ルート序盤ぐらいの話だと思われます。誰のルートにも入っておりません。
香織理と優雨は多少出てきますが、ケイリは名前すら出てきません。
秋にアンソロノベル第三段も予定されておりますが、その予告を見る限りでは薫子、香織理、淡雪メインの3本のようです。ケイリ・・・。
ここからは完全に自分の主観になります。
感想としては、前巻から全体的に質が若干落ちているように思います。
前巻の雑賀匠氏から書き手が変わったのが痛いかな・・・と。成人指定の作品ではないとはいえ、全く艶っぽいシーンもなく、内容は軽いコメディタッチのノリであまり盛り上がりやどんでん返しもなく終わります。
イラストも質が落ちてます。
何人か描かれておりますが、一人レベルが悪い意味で違う方がおられたのが残念でした。
その方以外でも、本文で書かれている表情とイラストの表情が一致しないというものもありまして、少し残念でした。自分が気にしすぎなのかもしれませんが、ちょっと引っかかってしまい・・・。
あくまで私の主観なので、他の方から見ればそこは気にならないのかもしれませんね。
ここまでかなり否定的な事を書いてばかりいますが、駄作ということはなく、普通に楽しめました。
期待値が上がりすぎていたからかもしれません。
シリーズ化しているのは嬉しいですし、少しでも長く続いてくれれば嬉しいので、出版社やメーカー、ライターさんにを応援しております。
効告。 企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること
仕事において、とても参考になるよい本だった。
広告を効かせるために、どのように考え、どのようにこだわり、どのように実行するか。
そうした広告つくりの肝となる部分を、広告クリエイター本人が懇切丁寧に解説してくれている。
なかなかこういった話は聞けるものではないと思う。
講師として登場する4人に共通しているのは、差別化の意識と、ロジックで考える頭と、仕事であるという腹の決め方。
それが4人の授業にまたがり俯瞰できるので、より強く印象に残った。
広告業界で働く人、広告業界希望者はこのシリーズはすべて必読だと思う。
一冊読み終わるのに1時間くらいしかかからないと思うが、得るものは非常に大きいです。