クリスティアーノ・ロナウド―ポルトガルが生んだフェノメノ
今を時めくC・ロナウドの全てがわかる本。著者が丁寧に取材していてGOOD。幼少期などの様子を知ると、今の怪物ぶりも納得。サッカーを好きな人も、そうじゃない人も楽しめると思う。
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CWCで今年ニッポンにやってくるマンU!
C・ロナウド、ルーニー、テヴェスは勿論だが、ギグス、キャリック、ナニのプレーにも注目ですね!
昨シーズンのマンUは、プレミアで魅力的なサッカーをしましたし(ロナウドのゴールが凄すぎ!?)CL決勝戦PKは伝説に残るような展開はもう一度観たいです!
MOMENTS――クリスティアーノ・ロナウド自伝
2006-07シーズン、所属するマンチェスター・ユナイテッド(マンU)が3シーズンぶりにプレミアリーグチャンピオンになり、またロナウド自身が数々の個人賞を獲得するまでを貴重な写真と一人体文章で綴っています。
まだ23歳と若く、輝かしいサッカー人生をスタートさせたばかりの彼には”自伝”は早すぎるのかもしれません。私が読んだ感想では、自伝と言うよりは彼がサッカー選手としても人間としても成長し続けている、今の一瞬一瞬を等身大で表現した本って言ったほうがふさわしいかなって思います。
写真も思ったよりも素顔の雰囲気が感じられるものが載っていると思います。造り込まれた綺麗さじゃなくて、本当にシンプルな雰囲気のものが多いです。
面白かったのは、欧州で放映されているCMの撮影風景やマンUが海外遠征した時の現地の歓迎ぶりがものすごい様子などかな。バリ島や東ティモール、ドバイなどへ出掛けた時の写真が載っています。
それから、故郷マデイラ島での子供時代のことや彼がなによりも大切にしている家族のこと、ポルトガルの首都リスボンのスポルティングFCからイングランドのマンUへ移籍した当時のこと、2003-04シーズン開幕戦のボルトン戦でのホームのオールド・トラッフォードでのデビューなどから現在に繋がるのですが、まだまだ知らなかったことがありました。彼がどんなチームに居続けようとも、それはサッカーへの愛情と自分への向上心、ファンへの親愛の気持ちがあるからだと思います。
本当に沢山の事が語られていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。ピッチ上でもピッチを離れたオフシーンでも、写真を眺めるだけでも素敵です。もっと彼のプレーと生き方が好きになれると思いますし、これからも輝き続けるであろう彼の人生をますます応援したくなるはずです。