~実質的に6曲、合計30分ほどの短い作品、しかも基本的にはモノクロ映像で最後まで押し通す、という掟破りのライブ映像。佐野のキャリアの中で、という意味でなく、邦楽という意味だけでもなく、ロック・ミュージック史上に残る傑作と言ってよい「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」のツアーからのライブだが、ジェームズ・ジョン・マッツェオ(ニール・ヤング~~などのアート・ワークを担当)が全面参加して、イメージ映像とライブ映像がみごとに融合しているところも見所。~~
モノクロ映像の質感が実によく、まるで全盛期のバディ・ホリーかT・ボーン・ウォーカーの秘蔵ライブを見ているかのような、伝説が生まれる瞬間を目撃してしまったかのような興奮がある。楽曲のクオリティの高さ、オリジ!ナルとはまるで別の形に変形されていくアレンジもさることながら、円熟しつつあったハートランドの上り坂のグルーブ感が強烈。ギターの長~~田進の活躍もあって、この時期の元春のサウンドはそれ以降と比べても、よい意味で粗暴で、ハードだったと思う。
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唯一過去の曲からやったのは「コンプリケーション・シェイクダウン」で、この時のアレンジがその後も基本的には踏襲されていくことになる。それにしても89年の時点でこのクオリティの高さはずば抜けていたと思う。80年代のアメリカにおけるプリンスの役割をある意味で佐野元春が果たしていたことがあらためてわかる傑作だ。~
懐かしい外国TVドラマ・テーマ ベスト
エアーウルフが『聞きたくて購入しました。ですがその他の作品も結構懐かしく、涙が出ました。刑事コロンボやナイトライダーなど・・夜に親にこっそり見ていたのを思い出します。ただしX−ファイルなどは夜のドライブのお供に!なんか緊張するんで注意がもしれません。
”2”が出るんでしたらぜひ、冒険野郎マクガイバーを収録してほしいですね〜