1. Hotel California
2. New Kid in Town
3. Life in the Fast Lane
4. Wasted Time
5. Wasted Time (Reprise)
6. Victim of Love
7. Pretty Maids All in a Row
8. Try and Love Again
9. Last Resort
で、そんな歌詞の中でも特に印象に残るのがこの部分ですね。
"So I called up the Captain,Please bring me wine."
「ワインを飲みたいんだが、と(ホテルの)ボーイ長に言ったんだが…」
"He said,"
「そいつはこう応えたんだ…」
"We haven't had that Spirit here since nineteen sixty nine."
「1969年からというもの、酒は一切置いてませんよ…。」
ここで使っている"Spirit"とは、アルコール類』の意味ですが、
『精神』の意味もありますよね。
これはそのどちらも暗示しています。
ダブルミーニングです。
1969年といえば、泥沼化していったベトナム戦争への批判が続き
'50年代から続いていた完璧なアメリカ社会にヒビが入り
激動の'60年代が終わろうとしていた頃…
ラリッてたヒッピー達がそろそろ現実問題に目を向けなくてはいけなくなった時代…
1969年以来酒は置いていないってのは1969年以来
アメリカ人のフロンティア精神が欠けてしまったってこと…
しかし結局は
"You can check out any time you like, but you can never leave."
「いつでも(好きなときに)ここをチェックアウトできますよ。
ただしここから立ち去ることは決してできないですがね。」 …と締めくくる…。
ツインリード・ギターもかっこいいが、たまには歌詞にも目を向けてみてもいいんじゃないでしょうか?