朝日のあたる家〈1〉 (角川ルビー文庫)
今のように、BL系ややおいが商業ベースにのってなかった頃読んだ栗本薫の「翼あるもの」上下巻は、衝撃をうけました。GSグループレックスのヴォーカリストで、美形で歌の才能もあり、バンドのメンバーたちにも慕われている今西良のストーリーが、上巻で、そのグループを脱退して、今は男娼として、今西良に憎しみを抱いている、元メンバーの森田透のストーリーが下巻です。
朝日のあたる家〈5〉 (角川ルビー文庫)
良と透のシリーズがついに完結した。正直言ってこのシリーズは読むのが怖い。
何処までも何処までも出口の見えない深い穴に堕ちて行きそうで不安になる。
それが今、こんなにも読者をあっと驚かすような形で終わった。
このシリーズの完結によって、私は栗本薫と言う作家の奥深さを再認識した。
ちあきなおみ VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家
今回改めて、その復帰を熱望している方々が、如何に多いかを知りました。