Gentle Giant - I Lost My Head Gentle Giant モバイル

Playing the Fool: The Official Live 高度な演奏技術を持つライブバンドとしての、魅力満載の作品です。彼らの代表曲が収められています。彼らの場合、プログレッシブ・ロックというよりは、ヨーロッパの古き良き大道芸的な、予測不可能な、白熱のライブパフォーマンスを十分に堪能できます。また入門編としても最適でしょう。変拍子やハイテクバンドが好きな方には、特に推薦します。この作品を聴いて何も感じない人は、ジェントル・ジャイアントをもはや聴く必要はないと思います。

Giant on the Box (2pc) (Bonc Dlx) [DVD] [Import] 2004年に発売された同タイトルdvdに、アメリカのテレビ局VH1による2005年のインタビューを追加収録した再発盤。収録内容はgerman tv 1974, us tv concert 1975, szene 1974, baroque&roll, photo gallery, vh1 classics hangin' with 2005, replay intro となっている。ボーナスでgerman tv 1974, us tv concert 1975の音声トラックのCDが付いています。
英国を代表するインテレクチュアル・プログレ・バンドでありながら、ライヴパフォーマンスは謎に包まれていた。メンバー全員がマルチプレイヤーという驚愕の楽器持ち替えパフォーマンスにより、難解でありながらもドラマティックな楽曲を見事にライヴで再現している姿が、手ごろな価格で手に入るのは嬉しい。
リージョンフリーですので、国産プレイヤーで再生可能。

In Glass House 彼らの場合、最初のアルバムから既にスタイルが完成されてしまっていたようなところがあり、後の作品はバンドの進化と熟成、そして自滅（「時代」に対しての「距離感」が保てなかった）の歴史を示すものでした。この点でも彼らは他の「プログレッシブ・ロック」バンドとは、一線を画す存在です。本作は「フリーハンド」（１９７５年）と並ぶ、彼らの音楽的熟成の頂点に君臨する傑作でしょう。また彼らを語る上で忘れてはならないのは、複雑な編曲をいとも簡単に演奏してしまうという技量以上に、ヨーロッパに脈々と伝わる大道芸人のもつイマジネーションやユーモア（冗談）にあると思います。特に７０年代初頭の作品においてまでは、彼らのこの「目線」は重要なファクターになっており、当時の彼らの一つのアイデンティになっていたのではないでしょうか。だからこそ、彼らは後に自己のイメージ作りに大変な苦労を強いられるわけですが・・・。彼らを、単に変わった雰囲気の上手いバンドだからというだけで、狭い「プログレッシブ」ロックのカテゴリーの中だけで語るのは、少し無理があると思います。むしろ彼らは現代において、「ヨーロッパの伝統音楽を新しいスタイルで復興した高水準のバンド」、と評価するのがふさわしいかと、思います。

Gentle Giant - I Lost My Head

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