タクティクスオウガは当時のゲームにしてはゲーム中のヘルプが良くできているので、攻略本なしでもエンディング迎えることはできるであろう。しかし、仲間になるはずのキャラクターが仲間にならない、埋もれたアイテムが見つからない、イベントが見れない、少々さびしいエンディングを迎える…1万円を超えるゲームを買ってそれではあまりにも面白くない。そこで本書の登場である。
内容は非常に濃く、知りたいこと、知るべきことが余すことなく網羅されている。本書を片手にすれば、ゲームは間違いなくクリアーでき、楽しさも10倍になることを補償できる内容である。
ただし、本書はこのゲームのすべてが記載されているわけではなく、残りは完全版の法に記載されている。そのあたりは正直不満であるが、できれば2冊ともそろえて、この名作をじっくり楽しんでもらいたい。
内容は相変わらず良くできていて、数ある攻略本の中でも良くできているブルに入るであろう。
この名作ゲームを楽しむためにぜひ2冊ともそろえて欲しい。ゲームプラス本2冊で結構な値段になるが(といっても今どちらも中古で買えばたかが知れているが)、それでも間違いなく値段以上に楽しめることを補償する。
そのために戦い方、各職業、各種魔法の解説にかなりのページを費やしている。この必勝本がカオスとロウ2冊にわかれたのは、この膨大なシステムあるいはキャラ情報のためだと思う。確かに2冊購入となれば、ゲーム以上の値段になるのが厳しい。しかし、これを1冊にすると大型本でなければ収まらないだろう。
このカオスルート編はシステム等のうんちく本と捉えると読み応えはある。