シェパード (角川文庫)
クリスマス・イヴの夜、主人公のパイロットが故郷に帰れる歓喜から一転、絶体絶命の危機に立たされる。凍える夜空にたった一人、窮地に陥った主人公の苦闘が始まる。そして待ち受ける不思議な運命。
作者Fフォーサイス自信のパイロット経験に裏打ちされた、短編ながら熱いジョンブル魂が息づくヒューマンストーリー。単なる戦記や冒険物語ではない、深い愛情を底辺に繰り広げられる人間ドラマが胸を熱くする。夜のしじまが降りる頃、遠い孤空に思いをはせながらスコッチ片手に読み終えれば、ほろ苦さがちょっぴり残る珠玉の名作。
Vitantonio × KINCHO リキッド式電気蚊取り器 モスキートバスター ブラック VMB-3000-K
リビングに置くため、デザイン性のある蚊取り器を探して購入しました。
外装はプラスチックですが、ちょっと洒落た空間においても存在を主張しすぎることもなく、購入動機に合致した買い物となりました。
実際の蚊取りの効果ですが、18畳のリビングの中心に置いてもまんべんなく効果が出ているように思います。
モスキート爆撃隊 [VHS]
第2次世界大戦中のイギリスを舞台にした映画。これって、1つのジャンルである、と私は思っています。
なぜかというと、第2次世界大戦まで、イギリスの慎ましいけど誇りのある、英国人の生き方、というのが、生活様式にも精神にもそのものであった、と思うのです。
イギリスの戦前、といいますと、やわらかい緑、規律を守った食生活。その中での、きちんとした禁欲的、だけど若者は希望を持っていた、という感じです。アッパー階級のこと、かもしれませんが。
この映画は、そういう環境で育ったパイロットが、ナチスのロケット砲のロンドンの攻撃を何とかするために、ボールみたいに弾む爆弾を落とす訓練をつんで、頑張って、戦う、という話の中に、兄弟のようにしてきた、兄貴分の仲間を、いろいろないきさつで、失うにいたる。そして、彼の奥さんに、恋をする・・・という様々な人生の出来事を、人間の品格を失うことなく、切々と見せてくれます。
屋敷のようなレストランで、チキンを頼むときや、パイロットの宿舎でのあれこれ、など、イギリスをすごーく、感じさせます。もちろん当時のイギリス軍の空中戦の描写も大変な見所です。
主演は・・・あの、ナポレオン・ソロのイリヤ!です。
彼のキャリアにとっても、とても誇りになるイギリスらしい1作ではないか、と思います。
イギリスのこのジャンルの映画として、ハリソン・フォードのハノーバー・ストリートも大好きです。
モスキート・コースト [DVD]
1986年の作品。「スタンバイミー」の好演を見てキャスティングされたのか、けなげな親思いの少年役第2弾です。お父さん役はハリソン・フォード。どこにでもある普通の農場を営む一家だったが、父親は一風変わった発明家。ある日突然、文明生活に疑問を感じ、熱帯のジャングルの中で自給自足の暮らしをする決心をする。父親に引きずられるように家族はアメリカを離れ、新天地で悪戦苦闘の生活をはじめるしかなかった。自給自足の生活といいながらも、父親は発明好きなアメリカ人、どこにいたって、エアコン、冷蔵庫付き、の文化的生活を作り出してしまう。自然回帰の風潮をちょっとあざ笑うかのような物悲しい筋書きになっているが、そんなわがままし放題の父親を慕い、あるときは母親や兄弟を庇い、頼りになる長男を演じた。この共演がきっかけでインディージョーンズへの出演が決まったのだろうか?
IN THE CROWD
3rdになりドラムが変わりました。 willardから穴井が抜けた時悲しんだ(珍しい)私ですので、このバンド結成の報を聞いた時どれほど喜んだか…。 で、今作。 2ndの方向性と変わりません。 2nd好きなら違和感なく聞けるでしょう。 但し、新しい何かは有りません。 何より、際立ったドラムは有りません。 それに伴うベースも見せ場がないように聞こえます。 例えると、カラオケとかソロアルバムのバックのような歌を際立たせるサウンドに私は聞こえました。 皆さんはいかがでしょうか? 私は次作は買わない気がします。
変わりに(復活後ほとんど聞いていない)ラフィンでも聞いてみようかと思った次第で。