ベスト・クラシック100 2
まず特筆すべきは、このお値段でこれだけの著名楽曲が楽しめるということです。
演奏している楽団も著名な楽団ばかりで、オムニバスとはいえ寄せ集めの感じはしません。
クラシックといえば難しいイメージがあったりするかも知れませんが、
初心者でもそんなに垣根を感じることがないような選曲がされているのではないでしょうか。
そういった意味からも本作品は秀作であり、かつお得なタイトルであると思います。
ワーグナー「ワルキューレの騎行」
ロッシーニ「ウィリアム・テル」
ヴィヴァルディ「四季」
ベートーベン「エリーゼのために」
スメタナ「モルダウ」
サティ「ジュ・トゥ・ヴ」
メンデルスゾーン「ノクターン」
などなど、他にも一度は聴いたことがあるであろう楽曲がズラリ。
「ドラマで聴いた」「CMで聴いた」「ゲームの中で聴いた」なんていうものも数多くあるはず・・・。
聴きたかったけど曲名がわからなくて聴けなかった、というものもあるかも知れませんよ。
全6枚、それぞれのディスクがそれぞれの雰囲気を持っています。
聴き散らかすのではなく、1枚1枚じっくり聴いて頂くことでより深みが増すことでしょう。
心に残る音楽が壊滅状態にある昨今、
時にはクラシックを聴いてヒーリング気分を体験されてみてはいかがでしょうか。
ベルリオーズ《幻想交響曲》他 -ヨーロッパ・コンサート2001- [DVD]
最初からパユのフルートの音が気持ちよく響くので、画面に吸い込まれてしまうくらい、夢中で見てしまう。表題の「幻想」も、教会の空間を生かした演出があって、趣がある。ヤンソンスの指揮は、きれもいいし、人柄がでるのか、とても温かな演奏に仕上がっている。特典映像でイスタンブールおよび会場のイレーネ教会、またトルコの伝統音楽についての詳しい説明があるのも、参考になって楽しめた。
エマニュエル・パユ―孤高のコスモポリタン (Artist Photo Book)
まず写真集として、様々な表情のパユが素敵です。そして記事には、パユの知性や人間としての豊かさが感じられる内容が沢山あって、ファンとしては大満足の本です。欲を言えば、もっと若い頃の今よりさらにお美しいショットをいくつか入れていただけたら嬉しかったのですが…、それでも私にとっては☆5つに値する本です。
巴里の誘惑~20世紀フランスのフル
このCDは、友達の誕生日プレゼントにと思って何の気なしに選んだものです。
友達が「エマニュエル・パユという人は凄すぎる」と言っていたのを聞いて決めました。
私はフルートのことはあまりわからないのですが、
今まで友達の家で聴いたフルーティストの他のどの曲よりも音が澄み切って聞こえました。
なので友達にあげたCDにもかかわらず今でもあの音が耳から離れません。
パユさんが好きな人はもちろん、初めてフルートのCDを買う方にもとてもおすすめです!
ベスト・バロック100
価格は同じクラシック系では3,000円と平凡だが、6枚組は想像していたよりもボリュームが多い。
クラシックにこだわりのある人はこの選曲は許せないかもしれないが、それ以外の人なら楽しむことができるだろう。
6枚のCDはそれぞれ異なるコンセプトで選曲されているので自分が好きな曲調を選んで楽しむことができる。
さまざまな音楽家や楽団の曲が収録されているので、自分に合うものを探しているときには便利な1枚。
このCDで幅広くクラシック音楽を聴いてみて、もし気に入った作曲家がいれば次はその作曲家の音楽を買って深く掘り下げてみるというのも良い。
クラシック音楽に興味を持っているが、何から聴いたらいいか分からないという方にもおすすめする。
自分のお気に入りの1曲を探すことができれば、生涯の友として長くつき合うことができるので幅広く聴くのは悪くないと思う。