Sincerely...~Mariya Takeuchi Songbook~ Complete Edition~
ここでカバーしている洋楽アーチスト達を見直す、いい機会になりました。
フィービ・スノーはアルバムは買ったことがあるのですが、まともに聴いたこともなくあまりいい感じはありませんでした。シングル・アゲンはなかなかの出来栄えです。涙が出そうになりました。かすれ声のキム・カーンズも女性版ロッド・スチュアートみたいでバラードの名曲に恵まれれば、こんなに素晴らしいのか?!と思うほどです。
あとジュース・ニュートンのマーシー(マージーではなくて)・ビート・・・もいい感じです。
竹内まりやさんの英語バージョンは、有名無名にかかわらず、こういうメンバーに曲を提供すればビルボード・トップ10入りできるんじゃないだろうかと、ふと思う次第です。
ナイトウォーカー
1981年のこの作品は何回聴いても、緻密でダイナミックなサウンドと分厚いコーラスをも上回る、ジノの男らしく張りのある歌声が、体内のアドレナリンを刺激します。最初から最後まで、楽曲のバランスがとても良く、バラードも秀作揃いです。個人的には、1曲目はもちろん、名曲ブラザー・トゥ・ブラザーにも負けないダイナミックでスリリングな展開の5曲目とスケールの大きいバラードの3曲目が好きです。
1991年に初来日した時、アンコールの最後で、3曲目を(少しだけ)歌ってくれ、大感激しました。ジャンル分け不可能な独特のジノ・バネリのサウンドを是非聴いてみて下さい。アルバムジャケットの雰囲気そのまんまの1曲目から心をわし掴みにされてしまいますよ、ほんとに。
Brother to Brother
1978年リリースのジノヴァネリの最高傑作・大名盤・・・その音楽的完成度の高さは、本当に見事!!とにかくその歌唱力が凄いし、曲がいい・・・メンバーの起用も的確で演奏も素晴らしいです。ジョーヴァネリ(Key)・マーククレイニィ(Dr)・カルロスリオス(G)が主だったメンバー・・・カルロスのギターがかっこいい!!6曲目のタイトルトラックでは、ジミーハスリップ(B)によるベースソロをフューチャーしています!!3曲目「アイジャストワナストップ」は、都会的センス溢れる素晴らしい名曲で大ヒットしました!!