THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL“SPRING”
このアルバムの中で最もアイマスらしい曲と言っても過言ではない曲 。「チェリー」
明るい曲調で一見前向きな曲な曲なんですが、その中にも別れを惜しむという曲です。 曲自体も素晴らしいんですが、何より歌い手が豪華。 はるるん、りっちゃん、ゆきぴょん、いおりん、真君、響ちん(響のことです) この曲はこの6人じゃないと成り立たないというぐらい完璧なキャスティングです。 間違いなく歌とあっています。 そこで思ったのですが、一般的に下手な部類に入るはるるんですが…曲があってるのか周りの歌い手のおかげかかなり上手に聞こえます。 チェリーばかり誉めましたが実際他の曲もいいですので買って損はないかと…
卒業アルバム (玄光社MOOK)
表紙の北乃きいさんを始め、10代の女優さん12人が10ページ前後の
グラビアとインタビュー記事で紹介されてます。見開き2ページ遠景の
カットも多いので、ランダムで3枚封入のトレカのことも含めて、お得か
どうかは微妙なところです。また、2006年以降という縛りがあるためか、
「CM NOW」本誌とは全く違ったかんじの構成になっています。
12人のうち、「半分くらい気になる…」という人なら、まあ満足できるかも。
トレカをコンプリートしたい人にとっては、結構ツライ価格かもしれません。
劇場版 マリア様がみてる 通常版 [Blu-ray]
原作は読んでいないので、映画のみの感想になるが、本作の雰囲気は抜群にいい。
これはロケ地が旧制松本高等学校(現信州大学)であることが大きいだろう。
あの床が軋むようなフロアと緑に囲まれた中庭、あそこだけで大正ロマンの
香りが漂う。
ゆえに物語にもスッと入っていけるのだと思う。
作風は中原組の大傑作「櫻の園」(福田沙紀版じゃなくてつみきみほ版の方です)に近い感じで
あり、寺内監督もそのあたりは念頭に置いていたのだろう。
当然「女優映画」になるわけだが、波瑠が主演ということで締まった出来栄えになっている。
波瑠は他の若手と違い、既に大作出演を含めて一番キャリアがある女優だ。
特に森岡組の邦画史に残る1本「女の子ものがたり」の芝居は最上だっただけに、安定感も抜けていた。
それから「アバター」(J・キャメロンじゃなくて橋本愛版の方)では橋本愛の敵役として
憎々しい芝居を見せた坂田梨香子が凄くしっとりしていて、演技の幅を感じさせた。
これから伸びてくるかもしれないね。
その他お人形みたいな(笑)未来穂香や秋山奈々、平田薫など「芝居」と言う点はさておき、
瑞々しさを醸し出していて好感だった。
特典映像もHDで、メイキングと劇場内マナーCM「マリア様」バージョンが収録されている。
DVDとのセット版にはこれ以上の特典があるようだが、個人的にはこちらで十分。
星は作品の3つ、ロケ地に1つの合計4つです。
劇場版 マリア様がみてる 通常版 [DVD]
原作も読んだことがありますが、実写といえばあまり良い印象はありませんでした。しかし物語の季節になるにつれ急に観たくなって、今回購入。
アニメでのブーム以来、ごきげんようと百合と萌え目線で有名になったマリみて。そのマリみてが、実は古めかしい学園で青春をおくる少女たちの物語なのだと私も思いを馳せ、なんだか嬉しくなりました。
話は基本小説忠実に。少し省きながら。懐かしさを覚えながら。
キャラクター似合うか云々は実写となれば好み等々あるので割愛。祥子様は演技も含め、麗しく間違いなくハマり役。
演技に関しては初演技のモデルさんもいるので、向こうの照れも伝わり、こちらもむず痒い気分になります。が、慣れます。原作付きを演じればプレッシャーに違いないのに精一杯頑張ってるなぁと。最後は画面越しに伝わる役者同士の距離の近さに微笑ましくなりました。
でもそれよりも必見なのは、学園。古くて、ギシギシ音が鳴る床。うす暗い教室、狭い廊下。そして薔薇様が過ごす館はイメージそのままで感動を覚えます。 人物の心象風景を表したかのような高貴さと静けさ、寂しさを交えたメロディーに夕暮れの風景も良い演出。
次回作は無理だよなぁとは正直感じます。しかしあの古めかしい館と役者陣のひたむきな姿に、続きも観たいと感じさせた不思議な魅力がある映画でした。