とても読みやすく、とても元気が出る本です。ゲイである自分も、自分を隠してまったく違う自分を演じて生きることを求められてきましたから共感することが多かったです。本から・・・”当事者が勇気をもって、力と知恵をふりしぼって声を上げなければいないことにされてしまう。それがこの社会の現実だ。何もせずにあきらめて扉を閉ざすべきではない、誠意を込めて丁寧に言葉を重ねれば寄り添って考えてくれる相手は少なくない・・・“地方都市の松山で自分も小さな声を上げて頑張ってみていますが、同じ気持ちです。第6章の「沈黙から発言へ」は、経験に即したノウハウが生き生きと書かれてあり、行政や議員の方とも関わっていくことの多い自分にとってとても参考になるものでした。上川あやさんがどのように自己肯定し、カミングアウトの作業を手順もって望んでいったか?など、とても実践的な情報が満載で読む多くの人たちを励ましてくれるでしょう。性同一性障害を公表した上での区議会議員当選。そして国を動かし性別の取り扱い変更が認められるようにまで。10年前にこのような状況が想像できたでしょうか?やはり行動していけば、夢は本当に実現していくのですね!!自分たち同性愛者も切り開いていくぞ!!いけるぞ!と励まされた一冊でした。 変えてゆく勇気―「性同一性障害」の私から (岩波新書) 関連情報
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