村下孝蔵 ランキング!

村下孝蔵 純情 [VHS]

このビデオはいくつかの意味で極めて貴重な映像である。プロデューサーによれば、故村下孝蔵のライブはほとんど撮影されていないからである。その点でこのビデオは彼のライブの一端を感じることができるほぼ唯一の記録である。それだけではない。故村下孝蔵の音楽のルーツがベンチャーズのギターや加山雄三の歌に合ったことはマニアの間では有名であるが、その一部を見ることができるからである。前者についていえば、彼のギターテクニックは業界でも有名で、とても一人でしかもギターを弾いているとは思えないようなサウンドを出すことができるのであるが、このビデオにはそのプレイがほんの少しだけ収められている。後者では、加山雄三の歌に影響されて中学1年生のときに始めて作曲した「夜空のアンジァラ」を聞くことができるだろう。もちろん、「ゆうこ」、「初恋」、「踊り子」などどこかで一度は耳にしたヒット曲も収められている。近年の、音楽ビデオはその制作を前提にコンサートを組み立てているかのように映像表現にも音源にも最高のものが用意されているが、このビデオは決してそうではない。バンドは、キーボード、パーカッション、サイドのギター、コーラスといったきわめてシンプルなものである。映像も、カメラがせいぜい5台ぐらいで、トランジションもこっているわけではない。何よりも、彼自身がお世辞にもフォトジェニックではない。曲目も11曲(うち3曲はメドレーで1コーラスのみ)でわずか40分足らずの作品である。しかし、それであってもこのビデオにはアコースティックギターを使った叙情あふれる「歌」を聞かせてくれる価値がある。おそらく、営業の視点から見ても近年のミリオンセラーミュージシャンのビデオとは違って、大規模なものを期待することはできないだろう。それであってもあえて、作品として市販されたプロデューサーと音楽出版社に敬意を表したい。彼が惜しまれて急逝したからではなく、派手な演出のビデオに少し飽きた人は、聞いて、泣け。 純情 [VHS] 関連情報

村下孝蔵 村下孝蔵STORY 深き夢歌、淡き恋歌 (ソニー・マガジンズ新書)

村下孝蔵を音楽で知ってはいても、どんな人物像だったのかは詳しく知りませんでした。この本は、村下さんの幼少期とデビュー前後のエピソードが交互に書かれているのですが…読みづらいです。感情移入しにくいといいますか、テレビ番組ならドラマ仕立てとドキュメンタリーで成立するのかと思いますが、活字だとなかなか難しいものがありました。でも、村下さんの音楽を聴いて、少しでも興味を持った方なら読む価値はあるかと思います。 村下孝蔵STORY 深き夢歌、淡き恋歌 (ソニー・マガジンズ新書) 関連情報

村下孝蔵 ギターコード譜シリーズ(CD-R版)/村下孝蔵 大全集 (全140曲)

友人に頼まれ、代理発注でした。とてもきれいで友人も大感激していました。 ギターコード譜シリーズ(CD-R版)/村下孝蔵 大全集 (全140曲) 関連情報

村下孝蔵 初恋~浅き夢みし

村下さんの多くの名曲の中でも、自然と口ずさんでしまう曲があります。一曲は、このアルバムの最後に収録された『丘の上から』です。別れの情景を歌っていますが、「悲しい」「切ない」「つらい」といった感情表現は一切なく、大きな盛り上がりもなく、淡々と歌が続きます。その静けさが、余計に別れの哀しみを何倍にも増長させており、またアルバムのラスト・ナンバーという事もあり、聴く者にも余韻を残します。もう一曲はアルバム「愛されるために」に収録された『帽子』です。この曲には・・・元気ですか・・・僕は生きています・・・という台詞と歌詞があり、・・・ああ、逢いたい・・・という、言い出せなかった本音で終えています。村下さんは、このアルバムを発表した5年後に急逝されたため、この曲を大切な人に、私たちファンに遺した事がとてもつらくてなりません。一回だけ、村下さんのコンサートに行きました。とても楽しいコンサートでした。田舎に住んでいても、会場が遠くても、もっともっと逢いに行けばと後悔しています・・・。 初恋~浅き夢みし 関連情報

村下孝蔵 村下孝蔵ベスト曲集 (ギター弾き語り)

ずっと探していたので入手できて嬉しいです。故人を偲ぶ意味でも大事にしたいです。 村下孝蔵ベスト曲集 (ギター弾き語り) 関連情報



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