ディズニー・ソングは素敵なものが多いけれど、この作品の音楽のはちゃめちゃ感がたまりません。それは出てくるキャラもみんなはちゃめちゃだから、仕方がないのです。多彩なキャラも魅力ですが、この作品は「色が多い」です。おとぎばなしというよりは、おもちゃ箱の中に頭をつっこんだような感覚。ある一定の乙女は英国への憧れとともにアリスにはまる時期がありますが、そういうアリスとはまた別の可愛らしさであふれています。本当に楽しいです。 ふしぎの国のアリス【字幕版】 [VHS] 関連情報
元駐日大使であり東アジアの歴史家としても著名なライシャワーの自伝。まず、いやみの無い率直な人物評に楽しまされる。間近から見た、マッカーサー、ケネディー、ジョンソン、昭和天皇、吉田茂等に対する評価が斬新でうなずける部分も多い。 自分が本書を読むきっかけとなった「駐日大使刺傷事件」に関する記述は、笑いと涙が両方こみ上げてきた。1964年に起きた「駐日大使刺傷事件」は、日本における売血制度廃止のきっかけとなり、精神保健福祉行政にも多大な影響を与えた事件であり、関係者の方は読んでおいて損はないと思う。 最後に、氏の後妻になるハルさんへの記述は暖かい思いやりを感じさせられた。 「一個人から見た昭和史」として読めば最も興味深い本の一つであると思う。 ライシャワー自伝 関連情報
DVD版は所持しておらず、比較はできないがこの画質には驚いた。作品自体が非常にカラフルなこともあり、ブルーレイの恩恵を最大限に受けている。近年のディズニー作品と見間違うほどの画質である。だが、昔観たビデオに存在したはずのクラシック感は画質が良くなることによって当然失われている。古い懐かしいディズニー感が必要な方には、お薦めできないかもしれないがそれを補えるほどの映像美で楽しませてくれる。ワイドスクリーン対応の為のディズニービューが今作にも存在しており、両端の黒い縦線を気にすることなく作品を楽しむことができる。特典も充実していて、文句ナシの出来といったところパッケージも今までのものの中で一番良いと感じた。 関連情報