いきなり本の帯からビックリさせてくれます。 「観音菩薩の正体はイエスキリストである!!」なんんですって~。 本自体は雑誌ムーに別冊付録で付いていた漫画を中心に構成されています。 漫画も面白いですがそれの解説にも驚かされます。 すごく面白。サクサク読めます。 サイ九郎が羨ましいです。
ズッコケシリーズも末期になると、弱弱しい話が続くようになる。だが、この巻は生命力に満ち溢れた最後のひと花を咲かせた巻だと思う。エンタメの王道というか、ヒロイックファンタジーのパロディというか、「面白い」とはこういうことだと、堂々と見せてくれる。一部には文学的にどうかという向きもあるだろうし、人物の掘り下げも浅いのではという意見もあるだろう。だが、ズッコケというのは、そもそもそういうものを期待するものではなかった。文学性が加味されていったのは、「バックトゥザフューチャー」あたりからで、それがかえって、シリーズからたくましい生命力を失わせていったのだと思う。
富田勲氏はオリジナルの音楽とは別にクラシックをシンセサイザーで富田流にアレンジしたシリーズが有名。クラシックファンは完成された曲をいじられることに抵抗があるだろうが、電子音楽になることによって曲を別の側面から鑑賞し、新たな魅力を感じられるようになると思う。ベスト版は秀曲揃いだが、注目すべきは2曲目のホイッスルトレインだろう。これはアルバム「ドーンコーラス」に収められていたタイトルだが、機械的に作った音ではなく星から発せられる電波を変換した音源だけを素材にしている。その為、従来の電子音には不思議な音色が堪能できる。ドーンコーラスが廃盤になっているので、このアルバムは貴重な一枚であろう。
魔海の近くを航海してみたり、地底王国(○○ー○の住処)を走り回ったり。 街や村のゴタゴタに巻き込まれる普段のスレイSPとは違った雰囲気です。 でも、それがおもしろい! 最近のSPの中では一番傑作なのではないかと思います。 それと、あらいずみ先生の絵もかなり素敵でした。 ギャグ絵もありますが、昔のスレイ(原作)を彷彿とさせる絵もありました。
昔アメリカに留学していた当時日本から持参してきたカセット音楽を大学の寮の仲間に聞かせていたけど、富田のシンセサイザー音楽にはアメリカ人は度肝を抜かしていたね。 日本にこんな凄いミュージシャンがいるかってね。 当時はまだ富田のような音楽ジャンルは知られていなくて、アメリカではむしろ喜多郎の方が知られていたと。 クラシック音楽に馴染んでいる欧米人には、シンセサイザーだけでクラシックを再現して見せる富田に度肝を抜かされたという事だ。
ギリシャ人のVANGELISと日本人の富田勲この二人こそ世界を代表するシンセサイザー音楽のパイオニアーだと言えるだろう。
むしろ革命児と呼ぶべきかな。
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