この著者の描く女の子はふんわりしていて、本当に可愛くて魅力的で、見ていて飽きません。
ただ、1、2巻までの前作シリーズでは、いろいろ荒削りというか突飛な展開もあったものの、単なる友情・成長物語にとどまらないひりつくような恋愛の色香も感じられ、とてもよかったと思うのですが、3巻以降の今作はまだ方向性が見えない、というか、友情なんでしょうかね。
森永さんの「ガールフレンド」という女性同士の恋愛を異性愛ものと同等のものとして真正面から描き切った作品が出てきたのですが、これに続く作品がなかなかありません。
ブルーフレンド、今後の展開がどうなるか楽しみですが、おっと思わせるような、恋愛をちゃんと描いた作品になってほしいなあ、と個人的に思ってます。
「夜明け前に」が好きです。
「ブルーフレンド」で、久しぶりにマンガで感動して、この漫画家の他の作品も読んでみようと今作を購入しました。 タイトル作の「だけど、あまのじゃく」は、おばあちゃんの事を好きなのにその感情を素直に表現できない菜由と、自分の最期を感じながらもコミュニケーションを取ろうとしているおばあちゃんの思いのすれ違いを前編後編で描いています。 次の「温度」は、僕的に一番微妙な作品でした・・・。
やはり、「夜明け前に」が好きかな。
正直「ブルーフレンド」ほどの感動があったかと言うと、今回はそれほどのものはありませんでしたが、まぁ、これはこれでいいのです!
だって僕はえばんふみの絵が好きですから。 ファンの方、読んでみてくださいませ。
本誌でも大人気の ブルーフレンド。 誰もが経験する 友情・恋・裏切り… そんな想いをこの作品は 素晴らしいカタチで表現 してくれています。
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