16年も前の作品のDVD化だ。 タモリが主演というのでおもしろそうだとおもい観てみた。 浅井愼平が監督をしているのだが、芸術性?を強く押し出し過ぎたあまりワケの分からないストーリー展開になっている。 よく日本では芸術作品を鑑賞する際に「わかる」とか「わからない」などのことばを使うことがある。これは日本人だけにみられる特異性だそうだ。他国の人々は魅了されるとか感動するなどの素直な反応でそれらを楽しむことができる。 話は脱線したが、本映画にはそのような感慨は持ち得なかった。 なんとなく観ているからいけないのだろうか?やはり、「わかる」「わからない」のウンチクを傾けたらもっと楽しめる映画なのかもしれない・・・
前作の「タモリ」ほどインパクト・面白みは欠けますが、しかしそこはタモリ氏、これはこれでまた違うタモリワールドが展開されております。前作は一個一個に個性的なネタが繰り広げられていましたが、これは一枚で一個のネタとして、連続で聴き続けると面白さがわかります。なんにせよ、タモリ氏が不世出の天才芸人であることがよくわかる一枚です。こちらも 見つけたら買ってね。
既存の笑いの解体と再構築、デュシャンかケージかはたまたタモリか。中古に無茶苦茶な値段がついていて手が出ない、1〜3のBOXセットでも出ないかなぁ…嗚呼。
レコードと比較して「町の民謡教室」からごく一部の音が削られている分マイナス。
本書で紹介されている『坂道』を思わず、見に行ってみたくなるような、素人離れした(!)素晴らしい写真。そして『坂』に関する博識ぶり。多芸多才なタモリ氏には改めて舌を巻かされる。
本文もさることながら、往年のタモリ氏の持ち芸・ハナモゲラ語のような読者を煙に巻くまえがき・あとがきもとても面白い。
また本書は、「TOKYO1週間」の連載をまとめたものだけあり、坂ごとの「お散歩ルート」や「お立ち寄りSPOT」が地図入りで紹介されており、散策に便利。
近くの人は休みの日にでも実際歩いてみたらどうだろうか。
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