一つ一つのエピソードがコンパクトにまとまっており,写真も多く,大変読みやすい一冊です。 ただ,大戦型の駆逐艦である初代はたかぜの写真が現はたかぜになっていること,記事中に長魚雷と短魚雷を混同したと思われる記述が見られることなど,他のイカロス出版の書物と同様校正の甘さが目につきました。 そうした難点はあるのですが,入門書として手に取りつつ,他の文献に当たって正しい事実を探り当てていく楽しみも味わえます。 ある意味,読者の知識や興味関心によって様々な味わい方ができる本といえそうです(笑)。 その点では五つ星でもいいのですが,入門書として考えた場合,その誤りを見極められないビギナーにはちとつらいでしょうから星二つを減じました。
海上自衛隊の潜水艦を中心に対潜水艦戦も少し加えたのDVDで、海上自衛隊の潜水艦に興味がある方にはお奨めします。
但し、映像は以前VHSとDVDで出された「FLEET POWER SERIES」のNO.5「海上自衛隊潜水艦隊」のものを中心にNO.6「航空集団」とNO.1「横須賀」他の水上艦艇の映像を加えて編集したものが殆どです。 ですので「FLEET POWER SERIES」をお持ちでご自身が相応の知識をお持ちの方であれば、わざわざ購入される必要はないでしょう。
また、映像が少し前のものなので、アナログ放送時代の横幅の少ない寸法になっているのも残念な点です(トリミングでなんとかなったでしょうに)。 昨年の「海上自衛隊の力」は「FLEET POWER SERIES」の映像を使いつつも新しい映像も相応にあったので良かったのですが、こちらの方は「FLEET POWER SERIES」を観た者にはがっかりの内容です。
1.タイトルは「知っておくべき海上自衛隊の潜水艦」となるべき。 2.「FLEET POWER SERIES」の映像の焼き直しDVDであることから、星を2個減じます。
日本のマーチで、国民に馴染みがあるのは、 戦前は軍隊行進曲、戦後はスポーツマーチ。
それらを別アルバムにして除外しているので、 万博はマーチより三波春夫の歌が浮かぶし、 聞き覚えがあるのは、ニュース映像で流れる 栄誉礼・巡閲の譜・祝典行進曲くらい。
この3曲で購入する価値はあったけど、除外した 別アルバムの「日本のマーチ・ベスト(戦前)」・ 「スポーツ・マーチ・ベスト」の方が聞いて楽しい。
おおすみ型大型輸送艦の2番艦で全通甲板を持つ為に、空母のような外見を持っています。しかし空母としての運用は難しいようで、あくまでも輸送艦としての運用が考えられております。航行速度も遅いです。
キットの方ですが、おおすみとほぼ同様ですが、格納庫内や、甲板の部品にクリアパーツが使用されており、内部を魅せる様に制作ができるようになっているところがこのキットのポイントです。
TAMIYAらしいパーツの合いは流石ですが、モールドがあっさりし過ぎ。その点は残念ですが、WLシリーズでは特異なつくりとなっている為、個人的には好きです。それにしても付属品の数が多く、それを一つ一つ塗装していくのは大変な労力と根気が必要となりますが、完成して甲板に載せるときの感動はとても大きなものになるでしょう。
このDVDを見ると日本の陸海空の防衛能力は世界的にもハード、ソフト面で一級であるように感じます。 観終わった後には何となく安心感が残ります。ただ、実戦になったらどうなるのでしょうか? 果たしてDVDで紹介した通りの内容が機能するのかどうかの疑問も残ります。 したがって、もし可能であれば実際の"図上演習"などの結果を追加してくれるとさらに 安心できるのではないでしょうか。それでも実戦とは違うかも知れませんが。
・気になった点 最新鋭のイージス艦、F-15などの戦闘機、各種対地、対空、対潜、対艦ミサイル、P3Cなど ハード面で充実を感じますが、もし、レーダー基地、航空基地、港湾などが弾道ミサイル、侵入した ゲリラなどで先に破壊されたらどうなるのでしょうか?
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