白檀の甘い香りが好きなのですが、こちらの商品は甘い香りではありませんでした。
半端ではない。演奏は正調からイロモノまで多様。解説も豊富。トラック6と13は絶品。音源としても、資料としても価値が高い。
トラック25の寺内タケシの演奏に関して、キングにはこれより良い音源(フルコーラス演奏、勿論テケテケサウンドで)があるが何故そちらを収録しなかったか疑問である。
本書は非常に高度な小説である。何が高度かといえば、読者の頭を使わせるという意味ですこぶる高度な本なのである。では、それがいったいどういうことなのかということを説明したいと思う。本書で描かれる舞台は第一次大戦からヒットラー台頭までの混乱をきわめたベルリンである。体裁は連作短編となっていて、六つに分かれたそれぞれのタイトルにはそこで描かれる人の名が冠してある。そう、本書には六人の主要登場人物がいるのである。 貴族として生を受け、職業軍人となり、果てはジゴロに成り果てたアルトゥール・フォン・フェルナウ。ロシア革命によって亡命し、ドイツ内戦の中でシナリオライターに憧れるナタ―リャ・コルサコヴァ。貧しい家に育ち、流浪の末ナチ党員として銃弾に倒れるフーゴー・レント。ドイツ系ユダヤ人の裕福な家庭に生まれ、差別に悩まされながらもドイツ人として戦争に参加するハインリヒ・シュルツ。子供の頃にみた人形の見世物に心奪われ、人形師として名を成す薬中毒のマティアス・マイ。そしてこの物語の中心人物とでもいうべき異形の歌姫ツェツィリエ。これら六人の登場人物たちがそれぞれ絡み合い、ひとつの壮大な歴史絵巻を作り上げるのだが、これが一筋縄ではいかないつくりになっている。まず、それぞれの章で語られる事実が微妙にリンクしているのだが、年代が前後するので系統だてて頭の中で整理しなければならない。内容にいたっても微妙なズレが生じ、いったいどれが真実なのかと困惑してしまう始末。しかし、それは作者が仕掛けたミステリなのだ。幻視者として名高い作者の描く世界は混沌と退廃と耽美にまみれ、読むものを幻惑し強烈に惹きつける。ラストにいたって本書の仕組みは解き明かされるが、そこに整合性はない。しかし、それが物語の魅力となって余韻を残す。やはり、この作家は素晴らしい。心底惚れてしまった。
今回は2度目の購入です。 花粉症持ちで、毎日の仏様へのお線香をあげるときには、くしゃみ&鼻水で大変でした。 お線香に反応する方も多いらしく、最初は気がつかなかったのですが、お線香と分かったときから、色々なものを試してみました。(と言ってもお線香って多くの本数が入っているので、一度試したら最後まで使い切るのに苦労するのですが...) こちらの杉並木はのり粉が使われていない、ということで期待して使用してみましたら! 朝の苦しみから解放されました...! まったく反応しない、という訳ではありませんが、突然のくしゃみで困るというところまではいかないので、これからもリピートすると思います。 折れやすいということですが、それも納得して使用できる範囲ですので、問題なしです。 香りもよく、上品で上質な雰囲気がとても気に入っています。
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