この「1200」シリーズではなく、本発売盤を持っているんですが 渡辺宙明先生の昔の曲が再編曲でステレオで聴けます! (いや、イイ意味で)
もろ、あの曲が!というオンパレード! まるで「イクサー1」状態!(笑)
グレートマジンガーや鋼鉄ジーグ、そして、レーザーブレード あの名曲が新アレンジで聴けるかと思うと 1200円なら買いですぜ!
この当時はオリジナルアニメビデオの過度期で、 作画の荒い中途半端な作品も多かった中、 平野&大張のこれでもかと濃厚で艶っぽい 作画が堪能でき、水木&堀江の主題歌も必見です (第1話にはお2人も敵で出演してます)。
今思えば、気弱な男の子と勝気な女の子らという 女性優遇な構成は、後のエヴァなどのロボットアニメの 系譜にもつながってますね・・・。
何がアツイかって、このアニメ自体がアツイです。 登場人物から、ストーリー展開まで、全てがアツイ。 破邪大星ダンガイオーの続編にあたるらしいんですが、最終話まで Gダンガイオーが出てこないあたり、某「鉄の城」を彷彿とさせま す・・・・。 サントラを聞いて、アニメのあのシーンを思い出すと・・・。 うおおお、燃えてきた!
この時期、いくつか企画されたロボットアニメの一本ですね。 同時期に企画されたものはあと、グッドモーニングアルテア、 レリックアーマー レガシアムの2点だったと記憶しています。 他の2作がいわゆるパワードスーツスケールのものであるのと 比較して、いわゆる巨大ロボットというスタイルを採用した本作は 成功作といえ、実際問題、他の2作が結果的に単発で終わったのに 対し、3作作られています。 強いて難を挙げるとすると、やや脚本が強引なところがあるのと、 3作目での作曲者の変更ですね。 どちらも、作品の一貫性を損ねていて、この辺が難しいところです。 ただ、作品としては快作といってよく好きな作品です。 別な方もレビューされていますが、最大の難点はこの時期のOVAには 多いことですが、話が完結しているとは言いがたく、中途半端の 謗りを免れないことですね。 この時期のOVAには多いことではありますけれも、シリーズとして 見れば、残念なことではあります。
12年前のアニメを今DVDでリリースし始めましたが、そんなにも昔とは思えない作品です。ロボットどうしの燃える戦闘をじっくりと見てはどうですか?
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