著者はH18年に逮捕され辞職した宝塚市長。その事件の顛末をかいたもの。 以前に近しい人が談合疑惑で逮捕された時に、明らかに談合していない事は落札率で明白で、警察もそれは分かっている口ぶりだったのに、認められなかった。 その時に弁護士が言った言葉が「”自分が潔白なら警察で話せばわかってもらえる”と普通の人は思っているが、警察は潔白を証明してくれるところではなくて、犯人を作るところ」。 一度その容疑で目星をつけて逮捕までしたら、自分たちの面子や世間体、責任問題などで「証拠がとぼしいかも」と思っても、釈放などしてくれない。また脅迫や暴力じみた取調べ、他の人が証言したという嘘は当たり前。「ここらへんで認めないと、まわりが迷惑するぞ」と巧妙に泣き所を突いてくるところはヤクザ以上!? まさしくこのような理不尽で、詰めの甘い検察での取調べが詳細に記してあり、改めて憤りを覚えます。宝塚のこの事件は、神戸市議親子の事件への通過点、という噂を聞きましたがなるほどと思えました。その為にろくに証拠集めもせずに、マスコミに情報をリークし世論を操り逮捕して、一人の生活をめちゃくちゃにしてしまう。最近冤罪がたて続けに明らかになっていてまだ救われるが、明らかになっていないものも多いだろうなと思う。 著者のいう「検察と裁判所は殆どが隣接している。近いのは建物の距離だけであってほしい」には同感。
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