大分インパクトのある根本ワールド。なかなか笑わせてくれました。しかし電車向きではない。なぜなら笑いをこらえるのに様子がおかしくなるから…
根本敬の初監督にして、最後の作品か??? 漫画と同じく、エログロと真理を追究しております。
2枚目は音のコラージュで、当然韓国も出てきます。 真のサイケデリックですね。
映画の方は当然、濃いすぎる出演陣。 あの佐川君も出演して、これまた危ないところを演じてます?(演技というか。。。ですが)
とりあえず一人で見てから、理解者を探してください。
まず、「ゆきゆきて、神軍」を見る。じっくり見る。そして「神様の愛い奴」……酒飲みながら見る。一夜置く。次の日、また「ゆきゆきて神軍」を見る。そして叫ぶ。何を?…「見るんじゃなかった!」と。ぜひ、「見るんじゃなかった!」と叫んでほしいくらいに見て欲しい作品。主演:奥崎謙三の凱旋作品、多人数で鑑賞すると、こんなにも小さなコミュニティでも、こんなにも人の根本的な考えがバラバラであることに気付く。
彼女がまんだらけ時代に出版された写真集「人間時計」で衝撃を受けたあの縦スジが、まさか動画で見ることができるなんて・・ 素晴らしすぎる!!
アート?のくくりなら、ここまで見せてもいいのでしょうか。でもこれはお宝!!なり。(感涙)
学生時代に繰り返し読み込んだ一冊。解説で吉田豪さんも書いてましたが、「でもやるんだよ!」というこのフレーズに、どれだけ助けられたことか。 内容が内容だけに、文庫になるなんて予想もしてませんでしたが、イラスト図版いっさい無し、カバーも手に取りやすいデザインのため、受ける印象はかなりソフトです。根本さんのこれまでの人生で起きた因果な出会いを駅に例えて紹介してくれるこの本は、根本敬を知りたい人が最初に読む一冊として最適ではないでしょうか。 (個人的には図版が入った単行本版の方が、濃くて好きではありますが。) 単行本が出て15年近く経つのかな? 根本さんの因果道に欠かすことのできない蛭子さん、佐川一政さんと組んだハッテンバプロダクション、ウェブの小説など、未だに変わらず新しい試みをしているところにも、頭が下がります。 これからも、「でもやるんだよ!」精神で、乗り切っていこう、気を新たにさせてくれた一冊でした。
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