今の日本の公教育の現状がわかる警告の書といった内容です。子どもを持つ親は必ず避けて通れない教育の問題について考えるよい機会になりました。
しつけと虐待は、どこがちがうのか? 世の中の大半の人が漠然と疑問に思うことではないでしょうか。 この本では、はっきりとその違いが述べられています。 体罰がなぜ、必要ないのか?体罰なしで、子どもに大人の気持ちを伝えることはできるのか? その具体的手法まで、書かれています。 人は感情の生き物でつい、さまざまな暴力で周囲のひとをきずつけがちです。 親と子のみならず全ての人間関係に応用できる、 自分の感情とのつきあい方まで学べます。 親、教師、保育士、保健士、医療関係者、子育て支援に関わる人、カウンセラー…などなどを想定して書かれた本とのこと。まさに、多くの人に手にとって欲しい内容でした。おすすめします。
中曽根康弘首相時の藤尾文部大臣解任事件が歴史認識を表明したことによる政治家更迭 の第一号である。政治家が歴史観を述べただけで何故、馘首されるのか理解に苦しむ。
戦後の日本を駄目にした功罪の要因は様々あるが、次の世代を担う子供たちに国に誇り を持たせる正統的教育をしてこなかった日教組の罪ほど大きいものはないと思う。 おかしな平等主義により、男女は平等と言われ、生徒は先生を同等に扱い、もちろん 親の威厳は地に堕ちた。戸塚氏の言われるように教育改革が是非とも必要である。 教育の基本は強制にあり、カタチからしっかりつくることが日本的教育の伝統であろう。 是非、戸塚氏に文部科学大臣をしていただきたい。
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