このDVDの魅力といえば、何と行っても、エアーズの作曲者の指揮で楽しめるということである。 残念ながら、柏市立柏中学校は銀賞だったが、ブレーン社の心意気を感じさせられる。 作曲者ならではの、微妙なニュアンスの違いを堪能できます。 コンクール、しかも全国大会では絶対してはいけない事。 課題曲と自由曲の間に拍手まで起こります。 ほかの曲は賛否両論に分かれるのではないだろうか、とおもう。
もう一度、あのステージで演奏したい。懐かしくてたまりません。
タイトルの通りです。吹奏楽コンクール全国大会で演奏された数々の曲から 「50曲(アレンジ20曲、オリジナル16曲、課題曲14曲)」の名演奏を紹介した 一冊(前書でも触れられていますが「笑ってコラえて!吹奏楽部の旅」に触発 された、換言すればあの番組があったから日の目を見た一冊かもしれません)。
結果的には全国大会常連校の演奏を取り上げることが多くなるのですが、編者 は文字の限界を理解しているようで、名演及びお勧め演奏が収録されたCDの紹介 も行っており、この点は読者に対して(この本を手に取る人は現役よりは昔を 懐かしむ人の方が多いだろう)親切だと感じた次第。
他にも基礎データ(うんちく?)として、全国大会での演奏回数、金銀銅の 受賞割合、作曲家のミニ情報、当該曲や演奏にまつわる小ネタ、コラムなど 読ませる工夫が出来ています。
吹奏楽名曲ガイドとして見ればこの本は読みやすさ・入手のしやすさから してお勧めです。
ただ惜しいのは後書で「『本格的ノンフィクション』を書くような意識で取材 し・・・」と書かれているのに、主役の演奏家個々人に迫った点が無いのです。 (指揮者=部活動の指導者については(過去のインタビューか?)多少なりとも 記載有)
時間と予算の制約はあるでしょう。でも、折角前述したような志を持って 今までにない本を作ろうとしたのです。昔の音楽少年少女に話を聞きに行って も良かったのでは?逆にそこまで迫って欲しかった、とページをめくる度に 思った次第です。
同名の第1弾の続編であり、ほぼ同じ切り口で蘊蓄が語られる。その意味では、面白さも物足りなさも、基本的には第1弾に準じる評価である。 ただ、説明がやや欲張りすぎで、前作に比べて雑然とした本になってしまった感は否めない。作曲者つながり・演奏者つながりでの話の広がりが、やや過剰に思えた。
私も「笑ってこらえて」を見て、久々に吹奏楽部の存在を 思い出し、ついにこのDVDに行き着きました。 TVで見た先生やあの子この子。 やはり懐かしさと親近感が沸いてきました。 私個人の一押しは駒沢のローマのペットの彼女。 あの背筋と吹き終わった後の鋭い溜息。 そしてこれでもかの頂点までの盛り上がり。 久しぶりに瞬間沸騰を体感しました。 相変わらずの宇畑氏の雄姿も懐かしかったです。
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