カルト的映画、ブレードランナーで一躍有名になったフィリップ・k・デックの短編作品集。珠玉の短編作品が詰まっています。凝り固まった現実社会からトリップされたい方にお薦めのSF郡です。未来、究極の世界観作りのうまさがあります。古い作品ですがSFには古典がない。未来が描いてあるのだから。
映画にもなったマイノリティリポートは短編集の表紙にもされており当然ながら読者の多くは良評価の多数報告があると思います。
私のお薦めは、世界球が出てくる「世界をわが手に」なんですが、これはマイノリティ・リポートでしょうか?火星潜入やジェイムスPクロウなんかもいいですね!SFが盛んだった当時の書き手の味がすごくでている。
デックのSFは未来の遥かな夢と悪魔が同居している世界なんだけど、すごく芸術性を感じるんですよね。
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。 disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。 disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。 disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。 disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。 ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。
スピルバーグ作品とジョン・ウイリアムスは切っても切れない仲ですね。 今回のマイノリティ・リポートでも担当しています。 ジョン・ウイリアムスらしいオーケストラが作品にマッチしています。 でも、クライマックスで効果音の方が目立ってしまって、スター・ウォーズE.P.1の クワイ・ガン・ジンとダース・モールの戦いのような運命的とも言える旋律が感じられないので星4つです
P.K.ディック、スピルバーグ、トム・クルーズ、ドリームワークスSKG、という豪華ラインナップがよい方向に回って、小綺麗にまとまったノンストップ系ハリウッド的SF映画の良作。 ちょっとレトロだけど(原作古いので)今風にアレンジされた未来社会を舞台に、まさに息つく暇もなく、字幕を読むのもはばかられる程のスピードで物語は展開し、飽きさせず次が見えない展開がサスペンスフルに楽しめます。 キツめのディック原作がスピルバーグで程よく薄められ、ちょっとかわいそうなぐらいいじめつけられるけど負けないトム・クルーズ、SW episodeI-IIやハリポより一世代進んだ感のある美しく無理のないCG。 登場する数々の小物や、画面の端で起きている細かい出来事、込み入った謎解きのストーリー、美しい映像/CGをとことん楽しむには2回3回と見る必要があるかも知れません。しかし、そういう細かいディティールがこの映画の魅力の一つだと思うので、ぜひDVDで心ゆくまでご覧になってみてください。 難点は、笑えないユーモアセンスとちょっと痛すぎるグロテスクなシーンが数カ所ある点ですが、まぁその点は目をつむれる範囲です。
フォーン・ブース以来好きになった コリン・ファレル最高
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