何故か、30年ほど前に買っていた楽譜を見失ったので、今回買い直しました。
風としての全曲(私の知る限り)が載っています。
そして、お目当ての、「海外通り」と「あいつ」の、石川鷹彦先生が弾かれている、イントロ・オブリガード・間奏・エンディングの部分が、私がコピーして練習する程度であれば十分な状態で書かれています。
オリジナルキーやカポ使用も、全部を確認したわけではありませんが、原則として当時のレコードにできるだけ忠実に採譜しているようです。
「あの唄はもう唄わないのですか」は、アルバムバージョンだけしか載っていないのが唯一の欠点かな・・・・それで、敢えて★4つとさせていただきましたが、満点に限りなく近い★4です。
問題は、これらを、譜面を読まずに弾けるようになれるかどうかですが・・・
今、新品で購入できたことに感謝しています。価格も十分に安いと思う。
買いました。見ました。聞きました。涙が出ました。 声量も落ちている3人ですが、1975年当時の映像よりも最近の映像の方が生き生きとしているように思います。30年近く、かぐや姫の名前を背負って生きていた3人に拍手を送り、感謝をしたいと思います。
貴重な伊勢正三のライブ映像でファンなら揃えておきたいところ。でもDVDのわりには曲の数が少ないなあ。 かぐや姫の復活コンサートDVDならもっと最近の伊勢正三を見ることができます。
90(80)年代の2曲程度に1曲、70年代の「風」他の曲を挟んだような構成、昔の曲になる度懐かしくて、どうしてLPレコードでなく、デジタル再生装置から正やんが聴こえるのだろう、と不思議な錯覚に陥りますわな。
今の耳で聞きますと、正やんの世界というのは、(いい意味での)素人感覚のアレンジ、日常感覚の何気ないが誰もが共感できる爽やかな歌詞、クールでありながら、優しさを秘めたメロディにある。ちょっと聴いただけでどれも正やんの曲、って分かりますわな。朝の子供番組の「ただいまママ」、山本潤子さんが歌った「緑の季節」も大好きです。
歌い方も独特の正やん節やし。本盤でも「暦の上では」のサビの高音が繊細で、爽やかですなあ。歌に入るときの、ちょっとした溜めを置いてかすれたような声のボーカルが渋くてエエ。「分かれ道」「君と歩いた青春」「そんな暮らしの中で」「ほおづえをつく女」「なごり雪」「moonlight」「海岸通」「MUSICIAN」「海風」「22才の別れ」と、かぐや姫〜風〜正やんソロと横断してホンマ、ゴツ過ぎる懐メロですわな。こんなオンパレードでけるの、他にユーミンと故ZARDくらいでないですか。90, 80年代の曲でも、「けんかのあと」「さよならの到着便」「9月の島」「スモークドガラス越しの景色」、特に「冬の地下鉄」には繊細で鋭敏な感覚に溢れた詞曲があって発見がありますし。
賛否両論がある正やんの最近の歌い方(2000年以降のライブでのなごり雪や22歳の別れ)ですが、音程をわざと外したり、サビを大幅に変形したりするのは、アリスや拓郎、かぐや姫もライブではガンガンやっとった。80年代のソロの時代まで続いたあごヒゲとサングラスに覆われた繊細で傷つきやすい正やんの感性が、いまさらはにかんだり、さりげない反抗をする歳でもなくなり(ファンもそうなんですが)、スタジオでの「冬の地下鉄」等では主情的に歌われとります。30年来のファンのわてには実に楽しめますけども・・・
1.センチメンタル・シティ・ロマンスとの以前YouTubeでアップされていましたライブアレンジです。 2.祝初スタジオレコーディングバージョンです。アレンジは2006年「拓郎、かぐや姫つま恋2006」風のアレンジです。 3.4.8.9.なごみーずライブでのアレンジに近いです。 7.は今となっては(1993年発表)ちょっと古くなってしまいましたが最近?の正やんの曲の中ではお気に入りです。 収録時間的には後4〜5曲余裕があると思いますので『風』時代の曲 特に初期頃「22才の別れ」「あの唄はもう唄わないのですか」「冬京」「北国列車」「はずれくじ」「あいつ」「地平線の見える街」「海岸通」「暦の上では」「忘れゆく歴史」かぐや姫今日-Todayの「わかれ道」等挙げたら切りがありませんが収録があったならば・・・。 年齢とともにほとんどの楽曲のKeyを下げて演奏しており賛否両論な事は承知の上で、コアな私のようなファンは今の正やんの声で、すばらしい過去の名曲を聞きたい方も多いと思います。 ひょっとして今回の『Self Cover Selection』が好評の場合、自作のためにとってあるのかもしれません。
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