マシコタツロウを知らない人でも
一青窈のハナミズキは知っている人が多いでしょう。
作曲した本人が歌うハナミズキは不器用で温かい感じ。
薄紅色の夢を見る「キミ」を見送る心優しき「ボク」側の
心情がより伝わると思います。
私がこのアルバムでもっとも好きなのは
「雨上がり・あの場所で」マシコ世界が凝縮された一曲。
以前リリースしていた「TAT」の同曲と聴き比べると面白い。
俳優として活躍されている斎藤工さんの初メジャーＣＤです。
「低く」「甘く」「響く」と3拍子揃った彼の声が、歌の世界観に大きな魅力をプラスさせていると思います。
「燦々」は最初に聴いた時はメロディの印象が強いのですが、何回も繰り返し歌詞を意識して聴いていると、曲の持つメッセージ性が強く心に響いてきます。
今現在落ち込んでいて励まされたい方、癒されたい方に特にお勧めです。
カップリングの「かすかな光」は聴いているだけで、切なく甘い映画のワンシーンが浮かんで来て、正直痺れました。
特筆すべきは、俳優業を本職としている斎藤さんご本人が自信を持って見て頂きたい、と某媒体でおっしゃっられていた特典のＰＶです。
正直、めちゃめちゃ素敵です。
「燦々」ＰＶとメイキング映像で20分弱程度ありますので、いわゆるおまけ（失礼?!）にしては豪華すぎる内容です。
あまりに特典ＤＶＤ良かったので、別内PVが収録されている「B‐type」を先ほど注文してしまいました。（汗）
同タイトル、A-Typeの特典DVDが非常に良かったので、B-Typeの内容が気になり、初回盤限定のB-Typeが無くならないうちに…と購入してしまいました。
収録曲のひとつ「映画監督」は斉藤和義さんの原曲をジャズ風に大幅アレンジ。
特典DVDはカップリング曲の「手と手」のPVとそのメイキング風景、さらにCDジャケット写真撮影が収録されて約２０分。
中でも、”CDジャケット写真撮影”は洒落たモノクロの世界観で、瞬きするのを忘れるくらい美しいです。
斎藤工さんファンは勿論ですが、なんとな〜く気になっている方にもぜひお勧めいたします。
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