ビルゲイツ氏の半生を再現してくれた作者に感謝したい。最近ジャックウェルチ氏や孫正義氏などの偉人の半生を綴った本を読み返しているのですが本書はゲイツ氏の伝記に相応しい。マイクロソフトというと世界的な大企業のイメージがあるが、実際は巨人IBMに対抗する星の数ほどベンチャー企業に過ぎなかった。その彼らがいかに今日にたどり着いたかを知ることはすごく心踊らせてくれるものがあった。また幼少時から周囲を圧倒する頭脳を持ち、自分の理想とするビジョンを現実に変えていく行動力は断然傑出している。成功者たちに共通するなにかをつかむことで彼らの足元にでも近づけたらいいかなというおもいで読ませていただきました。
内容は今ではすっかり古くなってしまいました。でも、ビルゲイツ氏の描くコンピュータテクノロジーが切り拓く未来は、夢と希望に満ち溢れています。本当にこの世界が好きなのだという気持ちが伝わってきます。彼がどのような気持ちでここまでやってきたのか、またコンピュータとソフトウェアの歴史も知ることができます。Level3の中で、技術的な言葉をかじってみたい人は読んでみてはどうでしょうか。といっても、パソコンを使っている人ならば、難なく読める易しい言い回しです。
「ビル・ゲイツ」の名前を聞けば多くを連想するのに難しくない。 世界1の資産家、マイクロソフトの会長、寝癖の頭・・・。 彼にまつわる無数の本が出版されている。 そんな中でもこの本は彼自身の言葉を多数引用した興味深い本だ。 彼自身が残してきた結果を見ることは彼を良く知る1つの方法だが 彼自身のその時々の言葉を知ることも彼に近づく大きな1歩になる。 IT業界についてほとんど知識がない私でも 素晴らしい成功者をこの本で垣間見る事が出来た。
ジョブズの身近にいた人に丹念にインタビューを行ったもので、ジョブズの良い面も悪い面も取り上げてジョブズの真実に迫っています。NextSTEPの無惨な失敗がジョブズを変えたんですね。また、ゲイツの資金援助が無ければアップルの復活が無かったであろうことも語られます。
「彼らはオタクかヒッピーに大別される。ジョブズはヒッピーでウォズはオタクだ。ヒッピーは理想を掲げオタクが実現する。ヒッピーは女を知っているがオタクは知識だけ。そんな具合で2人はお互いが必要だった」 「あることに気づけば、人生は広がる。君の生活を形作っているのは、自分と同じ人間ということさ」 「人生というのは指を突っ込んだら反対側から何か飛び出すもの。つまり人生は変えられるんだ。それに気づくことだよ」 (スティーブ・ジョブズ)
近頃流行の地頭力を鍛える類いですが、その元となったであろう本です。
フェルミ推定や発想力を問うものです。 この手の問題は、外資系経営コンサルタントでも使用されている為、 日本でもここ最近は馴染み深いものとなっており、東大生を中心にこの類いの本を 新卒用面接試験対策としても買われているようです。
もちろん学生が読むだけではなく、パズル的要素も取り入れている問題も ある為、多くの人に読んでもらいたい本です。
また、ビジネスマンの方には、仮説検証を行う上で、重要な仮説力を鍛える要素も 含まれています為、お勧め致します。 問題を1問ずつ紙に書いて、仕事の息抜きに解いてみるのも楽しいと思いますよ。
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