いよいよ最終巻になります。
アジ・ダハーカを撃退した直後。 福太郎の前に現れたのはその根源であるザッハーク王だった。義鷹も戦闘不能に陥り、残っているのは福太郎とお仙のみ。 過去にある神と今を生きる人。 福太郎は如意器の力を引き出し、神を打ち倒す絵描きと成る。
ようやく復興を見せた足洗邸。 なぜか九州までいって戻ってきた福太郎。足洗邸は新しい形となり、その物語は一端ここまでとなる。
初回限定版に封入される例の小冊子では同時期発売の『√3 ひとなみにおごれやおなご』と交わる物語が描かれる………いいのかこれ?
終わっちゃったのでガムを読む理由が消えました。あれだけ新装版とか出したんだし、新連載して下さい。
ガムで連載されていた『足洗邸の住人たち。』が十三巻で完結したみなぎ得一先生の作品です。例にもれずみなぎ得一ワールド、大召喚が起きた後の世界でその中でも万魔学園を中心舞台にしています。
主人公は狗人種の光前寺・保由。そして二ツ岩・魔魅と久木・初音の三人でコックリーズ。 時間軸的には足洗邸第一巻よりも前くらいからかな? 二八うどん屋さんとか出てきます。
混沌的な世界であるこの世界の、魔界の城である万魔学園。にも拘わらず存在する七不思議。それを三人がなぜか遭遇して一応解決していくのだが、その裏にはやはり怪しい存在がいるわけで。
ちなみにほぼ同時期に発売された『足洗邸の住人たち。』十三巻の初回限定版に付随する書き下ろしコミックにはおそらく本作と関わる短編が収録されています。
定着しているのか運用できているのかWEBコミック誌と言うのは微妙な感じが拭えないのですが、続いて欲しいと期待。
展開が性急過ぎたように感じるので歯を食いしばって星4つです…
私単行本派なのですが、1頁読み進めるごとに
いかにもたこにも最終回前的な雰囲気の展開が増えだしまして
「あれ?これ終わるの?終わりそうだけど終わっちゃうの?」と嫌な予感がしていたところ
見事に終わってしまいました
足洗邸の住人の掛け合いと、圧倒的描き込みの異形バトル
小悪魔的クローセルせんせーと悪魔的メフィストせんせー
まだ見ぬ十支王とダイダラの陰謀、如意機所持者たち
ヤブ医者ライダーの強化フォームもまだだし、キレたハンター・ネームももっと沢山出して欲しい。
思い出に残った場面も多いですけれども、
まだまだこの世界見てない見たりない所ばかりです。むむむ
何よりもまず教授成分が足りないので、
教授が主人公の物語を描いてください先生!お願いします!!
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