実に懐かしいゲームブックのモニュメンタル・シンボル。失われた子供時代のやるせない淡い思い出にひたれること請け合い! もちろん未体験の若い人でも十二分に楽しめますよ。 今見ても作り込まれたシステムに驚かされます。 氷のブロックを動かして通路を作ったりふさいだりするイベントは、ドラクエ3のフィールド場面に登場した動かせる岩の元ネタなんだよね。
この作品の評価については本当に悩んだんですよ。 結論としましては、「ファンタジー作品の王道から外れまくってる」 中途半端に外れているのだったら最低評価しようと考えていたのですが、ここまで外れて いれば、逆に高く評価するべきと考えます。 理由は、この作品はファンタジーアニメ作品であり、ファンタジー作品の基本は「誰も、 今までに見た事の無い物を見せる」という事だから。 恐らくですが、現在の流行を鑑みて「これをやったら意表を突くだろう」って事の限りを 躊躇無く、迷い無く、力の限り、やり尽くしたのを感じます ・・・まぁ当然に「ついていけない」って方もいるとは思いますが、それで良いです。 この理由としましては、誰にでも受け入れられようとしたら、誰にも受けれられなくなる。 その事が目に見えているからです。
蛇足ですが「ドルアーガの塔」の原作がで出た時も、それまでのゲームの王道と常識からは 完全に逸脱し、万人受けしないと言われてました。 その様に考えますと「非常にドルアーガの塔みたいな」アニメ作品だと思われます。
異世界、ファンタジー物が好きで、勇壮な曲が好きという人におすすめしたい1枚です。 いやあ、今年1番のアタリCDかもしれないと思うほど、良いアルバムです。 他のアニメのサントラなら「vol.1」「vol.2」と分けて発売すると思われる物を1枚にまとめています。 曲数なんと全72曲!
私が特におすすめしたい曲は、 Disc1 『ウルクの盾』『王都メスキア』『英雄という名の呪い』『イシュハラ』『孤高の戦士』『貴族と従者』『邪神ドルアーガ』 Disc2 『再会と別れ』『幻の塔』『伝説の暴君』『ウルクの剣』『神に背く者』『伝説の登頂者』 です。 Disc1では『王都メスキア』を Disc2では『ウルクの剣』が私のイチオシ曲です。 『王都メスキア』は壮大な曲で、『ウルクの剣』は勇ましく、疾走感があり、素晴らしい曲です。
全ての曲ではないですが、実際にオーケストラ収録を行っている曲もあり、1つ1つの曲が濃いのが魅力です。 「壮大」「勇壮」「悲哀」「大団円」「組曲」「大作」 様々な曲がこの1枚で楽しめますよ。
遂にドッツに「ドルアーガの塔」がリリース決定!
ピンの色数も最多となる本作
ギルやカイに限らず、アイテムや他のキャラクターetc.
今から「何を打とうか?何が打てるか?」と考えているだけで
ワクワクして来ます♪発売されるのがとても楽しみです!
85年当時、ゲーセンでやりこんだ自分にとって…いや、様々な機種のドルアーガを所有する自分にとってハッキリ言わせてもらうと完全無欠のアーケード盤そのままです。 サウンド、画像すべて申し分ない。 continue!? 必要なしです。 当時は100円玉を惜しみつつ、continueしたものです。 continueの機能をつけたら、ドルアーガがドルアーガでなくなる…そんな気がしてなりません。
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