第二部「競技ディベート編」はディベートのスピーチ順(第一肯定側立論、1ACから最終反駁、尋問cross-examination、そして審査へ)にしたがって構成されている。各章の中では、実際のディベートの試合で行われた例を豊富に取り上げながら戦略、戦術の見本を示している。また米国ポリシーディベートに関する論文を数多く抜粋しながら第一線で活躍している・していたコーチ、ジャッジの方々の理論的考察を踏まえてディベート理論を説明している。
昨今多く見かけるディベートアンチョコ本やどこぞのディベートサーキットで伝わる悪習のようなものとは一線を画す良質な本。値段に十分見合う作りになっています。
星を一つ減らしたのは、近年アメリカで良く見かける批判的理論に基づいた議論が抜けていると感じたから。
鈴木茂さんのファンで、Special Editionでない前のCDも持っているのですが、「Special Edition」という名前に惹かれて購入しました。 ウ〜ン、これはこれで良いのですが、改めて買うほどでもないかな。 ただ、鈴木茂さんの全く新しいCDが出ないので、「ありかな」とも思いますが... 随分と前の作品ですが、バンドワゴンは私が所有するCDの中で、お気に入りベスト3に入るという素晴らしいCDです。それに勝るとも劣らない新作を期待します。
はっぴいえんどとは一味違った持ち味の鈴木茂の1STアルバム。明らかに彼のソウルやボサノヴァへの接近とも取れるアプローチの数々は、当時としてはかなりの異端児であったと思われます。以降、アシッドジャズやフリーソウル的なサウンドを聴かせるハックルバックとの共演作、そして、ボサノヴァへの傾倒を感じさせる「LAGOON」へと彼の冒険は進む。が、80年代以降のアレンジャーとしてのソングライティングやアレンジは、初期のファンとしては散漫に感じるのも否めません。 安部公房の著作「砂の女」からヒントを得たと思われる一曲目から、松本隆の文学青年ぶりがうかがえます。バックバンドを固めるのもリトルフィートやタワー・オブ・パワーのメンバーという事で、音が日本人離れしているのも頷ける所です。かっこいいっす。 渋谷系が台頭してきた90年代以降の、オシャレなサウンドを求める方々にもオススメしたい作品です。
コミックスのシリーズ1冊目の『少年のフェロモン』がタイトルになっていますが、内容はというと、1話を短めにまとめて、表題作と合わせて全部で3作の構成になっていて、原作ファンにはなかなか楽しめると思います。 悦郎と実が友達から恋人になるまでの流れになっています。
スケバングループの構成員は7人くらいだが、やはり女番長役は池玲子以外あり得ないと言うことがあらためて納得できる。この作品の公開時、彼女は18才くらい(喫煙シーンもあるが当時は問題にならなかったのか?)だったわけだが、その存在感は圧倒的である。賀川雪絵との決闘シーンでは池玲子のみがトップレスになるが、こういう使われ方が可能でかつ主役を張れる女優と言うのは今の時代いないのではないか?
彼女の、やられている時の演技も魅力であるが、この作品でのリンチを受けるシーンでは顔が全く映っていない。その点は残念である。
彼女に限らずポルノ女優には水着写真が意外に無い。本作の池玲子のビキニ姿は貴重かも。
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