あー、待望のマシンマンがなぜか2曲(インスト入れて3曲)オミットされている。残念! こういうオムニものより、作品ひとつひとつを丁寧にコンプリートしていって欲しいものです。 でも、マシンマンやバイクロッサーやガンバロンなど、あまりお目にかかりにくい タイトルを未聴の方は、とりあえずこの機会に手に入れておくべきでしょう。 未収録もあるとはいえ、聴くべき曲はちゃんと入ってますので、 なんでも揃わないと気が済まないコアなファンはさておき、充分満足できますよ。
私はこの映画が大好きです ただ思ったのは 本当に見る人を選ぶ映画だと言う事 元々 ラース ホーン トリアーという人の映画は この映画があんなに日本でブームになった程 (日本人でこの映画でビョークを知ったという人は かなり多いのじゃないかと思います) 大衆受けをしまくる 映画を作ってはいないと思います 私も奇跡の海と ダンサーインザダーク ドッグヴィルしか見ていないのですが そんなに大衆受けするものでは無いです ただ この主人公のセルマは自分の息子への愛や 自分を非難する人達へも愛があり その愛によって 逆にどんどん追い詰めれていってしまう 世の中の残虐さが 描かれていると思います だけど 主人公は最後まで世界を愛するのを止めなかった だから この映画は主人公がどんなに周りの人達に追い詰められても 最後がどんな悲惨で陰惨な結果であれ 希望があるのだと思う 最後に「これが最後の歌では無いわ」という言葉があるが この結末が決して最後なわけでは無いと思う この結末を変える事や 結末を悲しいだけで絶望だけで終わらせないのは 今映画を見ている自分達が できる事なんじゃないかと 映画を見ながら思った パルムドールを取ったのも この映画がドッグヴィルの様に 本当に絶望だけが描かれていて その現実を 見せつけられるものでは無く 彼女の生きざまに希望があったからなのじゃないかと思う 絶望で終わらせない力強さが彼女の生き方にあったと思う 見ている方に だから生きなければいけない だからやらなければいけないんだと思わせる様な 強い映画だと思います
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