ずばり、これは邦題が悪いですね。原題にはCUBUなんて単語は全くありませんから、この映画の製作に携わった人達は「CUBU」のまがい物など撮る気はさらさら無かったでしょう。無理矢理「CUBU」の続編か類似作品と思わせようと本編に関係ない邦題とジャケ裏の説明文のせいで、様々なトラップが仕掛けられた屋敷の中を、人々が何のために集められたのかさえも解らず逃げ惑う話だと期待してしまうではないですか。私もそれを期待したのでがっかりしてしまいましたが「CUBU」とは無関係、と思えばそう悪い映画でもありませんでした。クラスメイトや女教師に苛められた主人公が恐らくは復讐のために彼らを自分の家に招き、運が味方していろいろな仕掛けを施した巨大な水槽に閉じ込める事に成功(このあたりをCUBUの類似映画に無理矢理仕立てられると踏んだようです)、その後好きな女の子と結婚しますが、ハッピーエンドと見せ掛けて何か嫌な予感がする、と思わせる展開はとても毒気に満ちています。個人的に主人公に同情していたので見終わって凄く憂鬱な気分になりました。主人公の父親はボケていて、まともな反応をしていると思ったら今までの事をすっかり忘れて急に怒りだしたり、観ようによってコメディととれるシーンもあり、ラブコメなどのハッピーエンドに飽きたらこんなブラックな作品はいかがでしょう?
もっとましな邦題をつけたならこの映画ももう少しまともに評価されたかもしれないのに、DVDを売るための紛らわしい邦題は映画を台無しにしてしまいます。私は2回観れて記憶に残ったので駄作とは感じませんでした。
CGアニメだとピクサー作品ははずれが少ないが ピクサー以外のディズニー作品はどうも・・・ という人にも文句なくオススメできるほど楽しい作品
「チキン・リトル」はいかにもなアメリカン色を前面 におしだしており、あれはあれで好きな作品だが おそらく相当好き嫌いがわかれるとおもうのだが この作品はほとんどの人に好意的に受け入れられるだろう
全体的に藤子不二雄アニメのような感覚が 懐かしい反面新しいのかも
画質、音質とも文句ないでしょう
Ocean Colour Scene, COLDPLAYを彷彿させる美しくて優しいメロディ。「ここっ!」ってところで気持ちよいコーラスが!ステキです。 ロンドンに活動拠点を置く5人組、big sur。2002年にリリースされたデビューアルバムの日本盤がついに出た! 特に何が新しいってわけではない。このシンプルで飾りつけのないメロディーが心揺さぶるのです。 1曲目の「Desert Song」から名曲です!!
ジュリアン・ブリームが60~80年代にかけてRCAに録音したもののほとんどすべてを収めた全集である。そのためたとえばロドリゴの「アランフェス」が3枚も収められているのでマニア向けではある。 ブリームが円熟していた時期の演奏だけに文句のないものばかりだ。 一聴してブリームとわかる独特の音色と抜群のテクニック。 ただしリュート演奏については、古楽器が定着した今となっては古さはかくせない。ご愛敬と思った方がよいだろう。 80年代に交通事故に遭ってから、右手の動きが見ていても痛々しいときもあったし、後遺症で97年の来日公演も中止になったまま、最近引退をしたようで大変残念である。 すばらしい若手ギタリストが続々と登場するなか、もう一度ブリームの先駆者としち?の役割を認識するのも大切なことだろう。 RCA以前、50年代のウェストミンスター時代の録音は全くCD化されていないのでぜひCD化を進めて欲しいものである。
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