まさかたったの十数ページの話で、 こんなに号泣することがあろうとは・・・ 思い出しちゃいました。 大切な人が普通に暮らしていることが たとえようもなく幸せなことなんだと思い知らされたあの時のキモチ。 この話の中でよかったと言えなかったえみちゃんの気持ちも、 よかったと言ったおじちゃんおばちゃんの気持ちも、 痛いほど、わかる。あの時、たぶん誰もが感じていたキモチ。
時期的なものでしょうが、震災に関係した話がいくつか。 と言っても、辛い話ではなかったです。 大丈夫ですよー。中身はすべて、いつもの須藤ますびですよー。 しいて言うなら、そこにあるのは、『祈り』でしょうか。 淡々としたストーリーの中にある、笑いと祈り。 そして、相変わらず変なヒトタチてんこもり。
まあ、一回、読んでみてくださいって。
全国の猫バカさん達を癒し続けてきたあの「ゆず」に最後の時が訪れた。ウチの猫もそうだったけど最後の時って意外と速い。
16年間もオンリーワンで溺愛してきた作者さんだから相当なショックを感じているのをページを繰るたびに感じ、自分の時と置き換えてはさらにショックを受け泣きながら読み進みました。
途中でコミカル(人によってはショッキング)な行動が描かれていますが、人はまじめであればあるほどコミカルな行動に出てしまうし 人間ってある程度は猟奇的な部分があるんだなっと思ったので、苦手な人は速読みしちゃってください。
最後に新にゃんことの日々をつづっていましたが、新しい仔を迎えてくれて良かったなと思いました。最近の傾向?か、皆さんオンリーワンを亡くしたあとは必ずといっていいほど複数飼いで、しかも先代とは一線を画して「猫と人」という関係を築いていますね。
これは大島弓子さんのグーグー&タマ他 しかり いさやまもとこさんのドロちゃん&いもこちゃんしかりまた、私自身の次世代猫(2猫)もそうでした。
須藤さん、新しい猫達にもっともっと癒されてそして新しい猫たち(にい&とと)との楽しい猫ライフを読ませてください。
聴いた途端、「これは!」と思ったくらい、私くらいの世代には「いかにもアニソン」なんですが、これは要するにこの曲がほぼ完全な七五調で作られているためでしょう。80年代くらいまでのテレビマンガの主題歌はみんなそうでした。やはり日本語のリズムにはこのタイプがぴったり合うんですね。コーラスごとに歌う担当チームが変わっていて、それに合わせてアレンジも変化しているのも楽しい(私は第3コーラスのちょっとコードパターンを変えてきたところが好きですが)。
まず、私の「金魚草の池」に対するレビューを読んでください。 そして、前作である「金魚草の池」を購入し読んでください。 そうすれば、私の言わんとするところは分かるはず。
前作「金魚草の池」は、3.11鎮魂の書なのでしょう。 でもね、漫画家がそれをド直球で紙面に出したら駄目なんだよ。 だって漫画だろう、マ・ン・ガ! 悲しい気持ちは心に秘めて、その上で読者が笑える、ほんのりして心にしみて、 いい大人がホロっとするもの描かなきゃ! 前作で辛口批評した俺だって、悲しいんだよ。3.11で衝撃受けたのは国民みんな同じだろ? 漫画家は自分の心の痛みをストレートには出さず、ぐっとこらえて斜に構えて そんで切ないけど笑い泣きできる物語にしなきゃだわ。
ルポライター志望の娘はいい具合に元気だし、関西の姉妹は東北弁に挑戦して新境地にチャレンジしている。 作者の大好きなフレディネタもいいよ!カマネタはこれまた考えたね!! 受験生はいい感じに明るく不幸だ。 幻灯機のじいさんはいい仲間ができたじゃねーかよ。
須藤真澄はこうでなきゃダメなんだよ! うれしくて目から汁が出るじゃねーかオイ
日常の穏やかな風景を切り取り、音楽にした...という感じのミニアルバムです。 どの曲も秀逸!半分以上がインスト曲という、歌手にしては珍しい一枚なのですが、 どれも非常に質が高いです。例えば初夏の週末の昼下がり、中くらいのヴォリュームで 流す...なんてのが良く似合うCDではないでしょうか。 個人的には、5本の指に入る傑作だと思ってます。こういうCDを出せる歌い手では あったのですが...今後、過去形で語らなくてもいいように期待したいところ。 ちなみに、一押しは「陽炎の向こう側」。しみじみ、染みます。
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