日本の政治や経済のリアルな動きを知りたければ、マンガにかなうものはありません。学問書では得られない生きた(ドロドロした)政治経済です。この本は、まさにそういう本です。しかし80年代では、古くなりすぎました。日本現代経済史としてはまだ十分参考になるでしょうが。21世紀版の出版を期待しています。
この本はマンガという形態で日本経済の基本的な仕組みを非常に分かりやすく解き明かしてくれます。貿易摩擦、農業問題および土地問題といった現代日本経済が抱えている様々な問題を巧みなストーリーと豊富な注釈で飽きさせずに読ませてくれました。 特に日本経済をとりまく人々のストーリーの構成が素晴らしい。いかにも現実にありそうな人々のサスペンスと人情味あふれるストーリーの展開におもわず目が離せませんでした。この本の各巻で異なる主人公が登場し、その主人公をとりまく人々の人間模様もバラエティに富んでいて楽しませてもらいました。 もちろん現代の日本経済学の理解という点でも大変に役立ちました。私は時に貿易摩擦や円−ドルの為替相場のことが勉強になりました。 またこの本の続刊を発行してくれることを期待しています。
おすすめは、『仮面の忍者 赤影』、『輝け!ラーメンマン』そして 『希望への旅』の3曲!。特に『赤影』はこのCDの目玉といって いいでしょう。値段的にも手ごろですし、コレクションに加えてみては?。
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