巻頭のカラーページ、今巻は4コマ的な一ネタがありました。 やはりファッションの話だけあって、色があると 華やかさ、わかりやすさも格段に上がるなぁと。 もっと積極的にカラーページを入れて欲しいです!
今巻も1巻同様、ファッションにまつわる失敗・疑問・悩みなどが満載。 かつて無謀にも川上を目指したものの、現実の壁(体型・体感・etc)にぶつかり、 今や挫折した私にとっては、 ある意味涙無くしては読めない話でもありますが(汗) 「みんな、意外と似たようなこと感じてるんだなぁ」と、 肩の力が抜け、不思議と癒される楽しいマンガです。
作中に出てくる帯のセリフ、 「服を買うのではない。服のパワーを買うのだ!」にはものすごく共感。 その服のパワーが自分を変えてくれる気さえする。 実際うまくいかないからこそ、この本があるワケですが…(笑 誰もが認めるおしゃれにはなれなくとも、服のパワーを活かせるよう、 うまく付き合っていきたいものですね。
パロディでは全くなく。 かといって詳しく文学作品の批評をしているようでも全くなく。 芸人なみの切り口で「めった斬り」されているコミックでした!!! 「坊ちゃん」ではミクシィ炎上展開になり。 中原中也に限っては、実物と顔写真が別人みたいだということで、黒目のパーセンテージを語り。 志賀直哉の「小僧の神様」が小僧の神様の神様の神様の……という結末をつくり。 芥川にいたっては三点リーダの使い方講座のようで(笑) 無駄に使っていると思われつつあった「……」は不安漂わす意味合いらしく。 楽しいです。 桜桃忌に集まる人達の様子を初めて知りました。 熱いやらなにやらですね。身の上話会になってしまうとは……。
お洒落の川下住人の作者さんによるファッションエッセイ漫画です。 この3巻は表紙が凝っていて、「おおっ!」と思ったけど中身は変わらずの面白さで安心(笑) 私も作者と同じくファッションに興味があって、服が好き! だけどセンスがちょっと・・・な川下住人ですので今回も「あるある〜!」の連続でした。
特に共感したのは年齢とともに増える禁漁アイテムの回と観賞用被服の回 私もめちゃめちゃ好み!!!と勢い込んで買ったけどイマイチ似合わず かといって本当に好きなデザインなので手放す気にもなれず クローゼットにかけたまま、たまに出して眺める観賞用の服があります(笑)
お洒落に憧れる身、本当は川下エッセイには共感したくない!・・・のですが 次の巻もすごくすごく楽しみです(笑)
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