曲は一部で編集されているものもありますが原音です。初めて見に行った洋画が「未知との遭遇」でしたから、同じ年代の方なら自分の人生と重なり、懐かしさもひとしおです。
マックイーン主演の中では、一番ほのぼのとした名作だと思います。 「華麗なる賭け」と少々タイトルが似たような感じですが全くの別物。 舞台は20世紀初めのアメリカの町 使用人(マックイーン)とその家の少年(M・ボーゲル)、黒人(R・クロス)とメンフィスへドライブへ行くというストーリーであるが マックイーンらしからぬほのぼのとした作品だと思います。 しかも、以前はビデオだけの発売だったが 今度は、高画質のDVDで見れるとなると マックイーンファンならずとも、是非とも目にしておきたい一作だと思います。
流石は「ローズ」や「黄昏」を監督したマーク・ライデル、ただの青春群像にはしていませんね。
アクション俳優のマックィーンとは少々印象の違う村の使用人をとぼけた感じで演じてて、こういう魅力的な演技も出来る役者だったのだと再認識。 (一人の少年の自我の成長の物語でもありますが、それをある種見守っている感じが絶妙です。一緒にいる黒人の使用人の方も素晴らしい。)
ジョン・ウィリアムズのしっとりとした音楽も好印象。(素朴だけと耳に残ります。)
この廉価版での再発は有り難い。 ゆっくり余裕がある時に観たい作品です。
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