四章の内一章をカレーに割くくらい、カレーに力が入っている。１５種類のカレーを二日に一度作れば一か月カレー生活できるぞワーイ。ところが、艦では「カレーは金曜の昼食時」と決められているそうだ。そんな艦での暮らしのルールや、艦内部の生活空間が見られるのもこの本の面白さでもある。海自の食事は当番制ではなく、専門の訓練をした隊員がいることも初めて知った。それだけに料理は本格的。艦上で鶏がらからスープを取っているとは、思いもよらなかった。「隊員ひとり一日千円」の費用を使って作る料理は、それでお金を儲ける必要はないので、あくまで隊員たちの健康と艦生活でのちょっとした楽しみになることが目的。そういう意味では「オカン＝お母さんの味」というタイトルは言いえて妙である。カレーに並ぶメニュー「肉じゃが」関しては、「洋風肉じゃが」が出ているのみ。さては例の「肉じゃが本家論争」に巻き込まれるのを恐れたか？
いま ふたたびの奈良へ－金峯山寺 2012年4月
貨物列車 ＥＨ５００－１３牽引 ３０５４レ 与野駅北浦和方 2011/08/05
シムアニマル①
Saint-Saens Introduction et rondo capriccioso in A minor, Op. 28, Ruggiero Ricci
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