ケイトブッシュのビデオは年々手に入りにくくなっています。ベスト版とでもいうべきこのthe whole storyは、新旧ほどよくとりまとめた形になってはいますがコアなファンには選曲に疑問があるかもしれません。古いものは70年代後期につくられたビデオクリップのはずで、さすがにつくりはそれなりの古さを感じさせます。新しいファンの方は彼女の顔の若さにびっくりするかもしれません。そうです、もうあれから20年以上たってるんです。 79年に収録されたハマースミスオデオンのライブについても、もうこれ以降あのようなパフォーマンスはおそらく見られないのではと思われますからファンの方はこのthe whole storyと、live at hammersmith odeonをみかけたときにはすかさず買うべきです。
ケイトブッシュのビデオは年々手に入りにくくなっています。ベスト版とでもいうべきこのthe whole storyは、新旧ほどよくとりまとめた形になってはいますがコアなファンには選曲に疑問があるかもしれません。古いものは70年代後期につくられたビデオクリップのはずで、さすがにつくりはそれなりの古さを感じさせます。新しいファンの方は彼女の顔の若さにびっくりするかもしれません。そうです、もうあれから20年以上たってるんです。 79年に収録されたハマースミスオデオンのライブについても、もうこれ以降あのようなパフォーマンスはおそらく見られないのではと思われますからファンの方はこのthe whole storyと、live at hammersmith odeonをみかけたときにはすかさず買うべきです。
その昔、ケイトブッシュは私の歌姫でした。 でもイギリスにはもっとスゴイ歌姫(Sブライトマン)がいたわけで。 どうやってマーケティング的、アーティスト的に差別化したものだろーかと案じていたわけですが、 ちゃんと自分の場所を見つけて戻ってきましたな。 へんてこな踊りやロック・ポップではなくて、本人が認める「ケイトブッシュ」として。 何で自分のカバーなんかしていたのか・・・、というのも今や明白。 ケイトブッシュはケイトブッシュであるためにケイトブッシュしてみた。 そしてプリミティブな何かをつかんだ、という感じ。 大したもんだ。
まさしく"小悪魔"ケイト・ブッシュのデビュー・アルバム。「嵐が丘」を聴いた時はブッ翔びましたね。既成の音楽の概念を壊した癖のある曲構成と透明感がありながら小悪魔的な独特の高音と歌唱法。現在はさんまの「恋のから騒ぎ」のテーマとして使われているので、その番組用に作られた曲だと思っている人もいるようだ(家内の事)。
プロデューサは、あのP.フロイドのD.ギルモア。私はフロイドのファンなので、これにも驚いた。噂では、ギルモアは大分ケイト・ブッシュに入れ込んだらしい。そうでなければ、如何に才能溢れる個性派女性アーティストとは言え無名の新人のポピュラー・アルバムのプロデューサを引き受ける筈がない。
「嵐が丘」の他にも「ローリング・ザ・ボール」等"やみつき"になる佳曲が多い。文字通りの"小悪魔"の天使の囁きにノックアウトされる衝撃的アルバム。
映像は、やはり古いので最初はとっつき難いのですが、じっくりみるととても素晴らしいショーであることが判ります。ケイト・ブッシュのパフォーマンスは本当に隅々まで考えられており、一挙手一同に意味があります。ビデオ・クリップでも同じパフォーマンス(ダンス)が観れますので、是非堪能して戴きたい作品です。
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