深沼氏が実質プロデューサーとして新しい浅井さんの世界観、今までの浅井さんの世界観を際立たせています。
編曲の向上、声のエフェクト、少し前まであった字余りっぽいボーカルもなく、とにかく音が良くて聞きやすい。
作り込んだ感があるため好みは分かれるかもしれないけど、個人的にはブランキーからセキララを初めて聞いた時のような感動を覚えました。
『光のスクリュー』 鳥肌モンです!
と著者に教わったと記憶しています。 その意味で、「オイディプス」と「スフィンクス」とは、鮮やかな連作になっていると思います。
ユーリ、阿修羅、オイディプス。何かに気付かなくてはならないし、気付いた後も生き続けなくてはならない歩行者ですね。 もののあはれ、かなあ。
昔見てレスリー・アン・ダウンのクールビューティにやられました。 是非DVD化して下さい。一見の価値あり。
これまでクライスレリアーナはホロビッツだと30年も思ってきたのですが、間違っていたことがわかりました。シューマンはこんなにもロマンチックだったんです。はじめてシューマンが分かった気がします。ケンプの温かい音、愛情に溢れた細やかな表現、抑えた感情の中に立ち上る精神の気高さ、胸がいっぱいになります。ドイツ系の作曲家のロマンチシズムはやはりケンプだったんですね。ちなみに、ケンプの弾いているシューベルトの4つの即興曲もルプーとは全く違って、シューベルトの晩年の哀愁を感じさせ心に滲み入る演奏です。
ピラミッド、スフィンクスの成立について新たな発見ができました。エノクが関係していたとは!驚きです。ノアの洪水との関係、みごとな謎解きです。イスラエル人はエジプトを通過してきた故、日本にもその面影が古代に残っている訳だ。
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