数々映画音楽を書いたジョン・ウィリアムズのボストン・ポップス・オーケストラ19代常任指揮者時代(1980-1995)にソニークラシカルでレコーディングした音源を集めたベスト・アルバム盤。 収録曲もさまざま収録されていて便利なベスト・アルバム盤です。まずジョン・ウィリアムズの自作映画音楽とオリンピックファンファーレ。自作曲以外はブロードウェイミュージカル曲を集めた「ゴッタ・ダンス―ジェローム・ロビンスを讃えて」やアメリカの大クラシック作曲家ガーシュウィンの「ストライク・アップ・ザ・バンド」。アメリカのジャズピアニスト、作曲家のデューク・エリントンの「スイングしなけりゃ意味ないね」と「ソフィスティケーテッド・レディ」とかフランク・シナトラの「いそしぎ」。名指揮者としても知られる作曲家レナード・バーンスタインの「キャンディード」などが豪華なオーケストレーションと演奏で収録されています。中でもウィリアムズの自作曲ですが「E.T.~地上の冒険」は演奏が難しい曲とされているらしいですがボストン・ポップスの演奏は安心して聴けるすばらしい演奏でした。全トラックすばらしい演奏と適切な選曲で良いアルバムでした。ですので星五つです。
世界史を勉強の中で、中東またはアラブ世界の大まかな流れを知識としては知っていても、それ以上を知る機会となるとなかなか見つけられないんじゃないか。 9.11以降、アラブ世界への関心が高まったと言ってもニュースでイスラエル・パレスチナ問題が流されても、われわれをそれを経験することはできない。それは当然だ ただ、文学の力を借りて、詩の調にまかせて、そしてサイードの非楽観的な口調を通してイスラエルに暮らすパレスチナ人の人生を―その悲しみや喜び―を体験した気分になることは出来るかもしれない。 この物語の中で描かれているのは我々日本人が今まで経験したことないだろう、難民の悲喜劇的物語である
★ママのボトル 繊細かつ優美、郷愁まで感じさせるママのボトルに入っているのは、普通とは酔わせ方の違う酒。 ショートショートの模範ともいえる一品。
★影屋 ガキ大将だったわたしは、仲間を引き連れコウモリを撃ちなる遊びをよくやった。 ある日、影屋を名乗る黒ずくめの男が村にやってきて…。
★雪の降る町 樅の木の並んだ街路。レンガ作りの時計台。連なる家の雪化粧。 小雪温泉までの道中、わたしはタクシードライバーを相手に、三年前に訪れた不思議な町での思い出ばなしを語りはじめる。
★まねき影 岬までのバスの中、若い女性の隣に変てこな老人が腰掛けた。 老人はだしぬけに、女性に向かってポケットに突っ込んだ右手を出すよう声をかける。
氏の本は、読み終わっても本棚に大切にしまっています。 ときどき読み返し、独特の世界観にひたるのが好きです。
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