下品でナンセンス おかしくておかしくておなかが痛くて途中で読み続けられなくなりました この10年で一番笑った 笑いを忘れていたけど思い出した
本当におあしいマンガだった 抱腹絶倒とはこのことだ 本当におなかが痛かった
もはや説明するまでもない日本漫画界の進撃の巨人、漫☆画太郎による最新作。
毎回表紙詐欺を堂々とやらかしたり読者へ生原稿プレゼントをしたり文豪ドストエフスキーの名作文学を確信犯的にレイプしたりと何かと話題の画太郎版「罪と罰」は本著にて一応の結末をむかえる。
中身はというと、ばばあ、なんこう、糞、ゲロ、トラック落ちといういつも通りの画太郎節である。
なんだよ画太郎、いつもとおんなじネタじゃねーか、どこが罪と罰だよ、と読み進めていくうちに、物語は急展開をむかえる。
これまでに巧妙に張り巡らされていた伏線が一気に収束していき、登場キャラたちが物語冒頭の質屋へと集結、ロシア王国の王座をめぐる最終決戦へとつながる怒涛のクライマックスへと進んでいく様は戦慄さえ覚えた。
そして気づく。この物語は、まぎれもなく「罪と罰」なのだ、と。ババアによる主人公逆レイプ、ヒロインのマヨが受けるセクハラ行為、なんこうを塗られて昇天するババアetc・・・これらのお下劣きわまりないネタをギャグとして笑ってしまう、それこそがなによりも重い罪なのだ。
お下劣なギャグに笑ってしまうことが罪ならば、いったい罰はなんだというのか。読者の誰もが経験したことのない奇妙な感情を抱きながらもこの作品を最後まで読み、そして最後のページをみてこうつぶやいてしまうだろう。
「・・・なんだよこれ?」と。
最初はあっけにとられてしまうかもしれない結末だ。しかし、賢明な読者なら何度か読み返すうちにわかるはずだ。罪がギャグならば、罰もまたギャグなのだと。
人は生きていくうえで罪を犯してしまう。そして罰を受けて苦しみながら、新たな罪を犯してしまう。この無間地獄のような「人の業」というテーマを、画太郎は見事に昇華してみせた。
罪と罰の果てにある「魂の浄化」(カタルシス)が、この作品にはある。そう、人は笑いながら生き、笑いながら死んでいく。それでいいじゃないか。人生に困ったときは画太郎先生の漫画を読んでにっこりできればいいじゃないか。
終わりなき戦争の果てに続く、美しい平和。つまりトルストイである。
画太郎はドストエフスキーだけでなく、彼にならぶロシアの文豪トルストイさえその作品に内包してみせたのである。
過酷な時代を生きる現代人よ、どうか不気味な表紙に恐れずこの本を書店で買い、読んでください。そして笑ってください。悟ってください。それでも人生は素晴らしい、と。
読み終えたら燃やすなり古本屋に売るなり好きにしてください。きっと画太郎先生もそれを望んでいるはず。
今や大ブレイクしたマキシマムザホルモンの初期作品。「握れっっ!!」や「アバラ・ボブ」といったライヴでお馴染みの曲も収録されている。
今よりダイスケはんのキャーキャー声の割合が多いので、ポップなホルモンが好きな人よりハードなホルモンが好きな人向け。
まだダイスケはんの声がデス声に成りきれていない、演奏が荒っぽいといった点はあるが、ジャケット通りの衝撃を受けることは間違いない。
監督とアニメ監督のファンということで購入しました。 絵やアニメーションはflashアニメとは思えないクオリティです。 全体を通して原作を忠実に作ろうという意気込みが見れましたが、間がセルアニメの感覚で見るとちょっと違和感が強い印象がありました。 二巻と比べていろいろ気になるところがあります。 あくまで原作のファンの方向けといった印象でしょうか?
原作への敬意が微塵も感じられません。いつもどおりの画太郎先生でした。
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