中を見ずに、既にこの本は『壁の花』になってます。 もぉ可愛くて切なくなります。
ひみつのアッコちゃんは、私が幼稚園の時に放送しており、毎週欠かさず観ていました。 女の子の憧れだった、魔法のコンパクトも発売され、品切れの入荷を待って親に買ってもらいました。 オープニングソングとエンディングソングは、今も完璧に歌えます(笑)。 オープニングソングは夢夢しくて、今見てもロマンチックで歌も良いです!! また、エンディングソングの方は、まさに昭和ですね!! 納豆売りと校長先生の「勉強やれい!!」あの曲にピッタリ。 面白くてユーモアがあって・・・大好きです。
実はつい先日、書店でこのシリーズのDVDが発売されているのを見た事で、ひみつのアッコちゃんの DVDが発売されているのを初めて知りました。因にアッコちゃんは品切れでした。 帰宅してすぐにアマゾンさんに注文しました。 今回改めて知りましたが、100話近い話だったとか・・・ そんなに長編だったとは夢にも思いませんでした。 何せ40年以上昔の事でもあり、印象深い回しか覚えていません。 でも、子供の目線で描いた、友情・優しさ・正義が描かれていました。 DVDはこれから見ますが、昭和の良い時代を彷彿とさせるドラマの世界に浸りたいです。
化粧好きの10歳の少女・加賀美あつ子(綾瀬はるか)は、鏡の精と名乗る男から、魔法の コンパクトを貰う。希望の人物に変身出来る・魔法のコンパクトを貰った、あつ子は、その 魔法を乱用する。遊園地で出会った、化粧品会社に務める・早瀬尚人(岡田将生)に、一目ぼれ。 尚人に会いたい一身で・大人に大変身。尚人と同じ会社でアルバイトをしながら、尚人の恋人気分だが、 魔法を乱用したことで、ある事件が起きてしまう・・・。
赤塚不二夫の人気コミック『ひみつのアッコちゃん』を実写映画化。
10歳の小学生が、大人の女性に変身をした役が、綾瀬はるかさんと、アイデア作品なのだが、化粧品会社を 舞台に、騒動が起きる。化粧品会社の純粋社員の尚人に、一目ぼれのあつ子は、以前からの大人願望+魔法を 利用して実践するお話。
10歳の少女が憧れる、大人願望とは、『化粧が出来て、羨ましい』と、その程度のものだが、会社という大人の 世界に飛び込んで、ドロドロとした世界を感じてしまう反面・大人の責任感も学ぶのだ。金儲けの陰謀に巻き込まれる 小学生は、企業買収だの・ファンドだのと、『?』の大人の世界だが、小学生の理屈で、世の中を変えようと奮闘する。
この作品・意外にも、多くのベテラン俳優陣を起用しているが、小学生に成りきりモードは、笑える。 中でも、大杉漣さんの小学生モードは、爆笑です。『中年のおっさんが、何をやっている?』そんな感じです。(笑)
また・綾瀬はるかさんの熱演は光っている。小学生モードが爆発だが、不思議と違和感が無いな。 はるかさんが、出演をしている作品中では、本作が、最強かも知れない。この作品は・相当に手間が掛かっていることは、 分かるが、綾瀬はるかさんのファンの方だったら、保存版の商品かも知れませんね。ラストのセンスも比較的・良く、 個人的には・楽しめる作品でした。
デザインがジルに似ているので安っぽくてもいいやと思い購入しました。届いてみるとそれほど安っぽくなくかわいいコンパクトとして愛用しています。ピンクは子供っぽいかもしれませんが他にもゴールドピンクなどの色もあり大人の女性が持っていてもおかしくないと思いました。何しろお安いですしかわいいのでジル好きの私にはぴったりくる一品でした。
最初テレビドラマ枠の企画としてスタートしたと聞きましたが、 なるほど時間いっぱいに詰め込まれたその割に、 シリアスな感触皆無なエピソードの羅列に妙に納得してみたり。
しかし普通それ故に観客置いてけぼりになりがちなトコロを本作はうまく回避している。 それは何といっても綾瀬はるか演じる小学生の主人公・加賀美アッコの魅力だ。 これといって際立っ部分の無いストーリーの中で彼女の輝きだけが映画を牽引する驚き、 トム・ハンクスの「ビッグ」やP・セラーズの「チャンス」辺りの豊饒を引き合いにすると、 さすがに粒は小さいのだが、本作のハジけた楽しさもなかなかのモノだ。
履歴書の件でなんとなくオチは想像がつくのだが、ラストもまずまずキュートである。 綾瀬自身、さすがにこれ以上ハジけた役に今後出会う事はもはや稀であろうし、 大杉蓮の大はしゃぎも、香川照之の大上段から本気の鏡の精もうれしい限り。 脚本を読んだだけでは卒倒しそうになる突拍子もない役柄を、 誠実・的確に演じてのける本物の(そして本気の!)バイプレイヤーは全く貴重だ。
本作では故人である原作者に最大級のリスペクトを捧げているので申し訳ないが、 TVアニメ版「アッコ」では、大ヒットした「魔法使いサリー」に続く少女向け路線を、 確たるものにするべく、原作の主役キャラクターの大幅な改変をはじめ、 大胆な創意工夫が加えられるのだが、音楽の起用センスもそのひとつ。 現在まで時を超えて愛されるOP&EDナンバーだが、本作ではYUKIの主題歌の前に、 映画を締めくくる形でオリジナルのOP主題歌が流れ、オールドファンにはグッと来た。 東映オリジナルの「セーラームーン」や現在の「プリキュア」につながり、 JAPAN COOLや「カワイイ」価値観の源流の一つが確かにここにある。
「大人って良いなァ」「早く大人になりた〜い」子供の無邪気な憧れと、 もはや大人になってしまった私たちの想いがすれちがうほろ苦さ。 お世辞にもカシコイ子供とは言い難い5年生だったアッコちゃんも早稲田を出て、 12年前は早熟な小学生であったと言い張るのでしょうか(笑)。
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