完全復活した後輩のPennywiseに遅れを取るまい、 というオッサン達の強い意気込みがまたもや痛快な傑作を生み出した。
三年ぶりの今作ではSuffer〜Against The Grain期を彷彿とさせる、 「必殺ショートチューンを千本ノックのように息継ぎなしで叩き込みまくる」 という伝家の宝刀とでも呼ぶべき荒々しい初期BAD RELIGION節が完全に復活!
近年になっても佳作を量産していた彼等だが ここまで首尾一貫、ブチ切れた姿勢の作品は実はかなり久々。 この音を聴かされてドラム以外のメンバーの全員が50歳前後だと誰が想像するだろう(笑)
ファンなら買わなきゃ間違いなく損します! 遅めのBR入門者の方にも上に挙げた旧作群と並んで迷いなくオススメ!
最初にCDをかけたときは、 ”あ〜、いつもの(最近の)BRやな”と、思いました。
・・・が、 一曲目も浸る間もなく、次の曲が始まりました。 ”あっ、この曲、短いな…”と思ったら、また次の曲へ・・・。 十数曲があっというまです。 ^^;
前作がちょっと”大人になったなぁ”って感じだったので、 この展開は意外でした。
まぁ、やりたいようにやればいいのです、BRは。 ^^ ジャケも、どっから見ても売れ線の真反対だし。 笑
Punkには大人も子供もナイのです。 大人になれきれない大人もね。 ^^;
さすがの1枚です。 楽曲はすべておいてスピードを感じます。 あっという間の16曲。ちなみに35分。 1曲目からめちゃめちゃかっこいいです。 ちなみにイントロがStranger Than fictionのLeave Mine To MEに聞こえました。笑
完全に個人的なイメージからですが、 初期メジャーの移籍前の等の楽曲に通じる疾走感があると思います。 その時のBRが一番好き!という方も多いのではないでしょうか?
Bad Religionは難解な歌詞が多いため、国内盤の和訳にもお世話になりますが 今回は輸入盤を購入。一行ずつ、自分なりの歌詞理解で作品を堪能しております。 オススメの1枚です。
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