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モーツァルト:オペラ・アリア集
本当は全曲集を買うのが正しいのでしょうが、資金不足の学生の身でそれはたいへんなことです。でもせめて、自分の好きなアリアは全部聴きたい。そんな願いをかなえてくれたのがこのディスクでした。私の好きなアリアがほぼすべて含まれていて、しかも歌手も指揮もオーケストラも一流ぞろい。他のアリア集では、選曲に納得いかなかったりしたのですが、これはまさにかゆいところに手が届くディスクです。もっと欲を言えば、「フィガロ」と「魔笛」の曲を多くしてもらいたかったかな。「有名すぎて通好みじゃない」というような意見もあると思いますが、これはこれで、オペラの楽しみ方のひとつではないでしょうか。
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テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
この作品には、嘘がないんです。
それはつまり、バックグラウンドがしっかりしているということ。
それに『風呂』をテーマにした作品なんて見たことがない、非常に斬新です。
萌えとイケ面キャラばかりが並ぶ、マンネリ化の漫画界に新しい光が差し込んだ気がします。
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天空の城ラピュタ サウンドトラック 飛行石の謎
宮崎駿さんの映画は特に映画の内容と音楽とがぴったり合っているような気がします。天空の城ラピュタの様々な場面にぴったり合った音楽は内容のすばらしさを何倍にも増してくれる効果がありますよね。ただ音楽として聴くのも、天空の城ラピュタのサントラとして聴くのもどちらでも十分楽しめると思います。ラピュタは観たこと無いけれど久石壌さんの曲が好きだという方にはまさに久石壌さんらしさが出ているこのサントラを聴いて頂きたいと思います。
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大人の着こなしバイブル―なにを、どう着ればいいのかわからないあなたに
教科書的に洋服を選ぶ順番を書いてあるので、まったくファッションセンスのない私には役に立ちました。今着用している服が、なぜあか抜けないのか、どこを工夫すればましになるのかも読んでる途中にわかり、うれしくてわくわくしました。
もう少し読み込んで、自分の服を見直してみたいし、この本片手にファッション雑誌を分析してみたいと思いました。
この本に感謝しています。
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ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)
ヒストリエには蛇というモチーフが重要なものとして度々登場する
小舟で海峡を越える際に用いたブロンズの鋳物も蛇、アレクサンドロスの額の痣も蛇
蛇とは何のモチーフだろう?
第一に男性的シンボルである、また、ギルガメシュ叙事詩からの連想として、蛇は永遠の命の象徴でもある
長らく続いた王族の血。
過去の人物を喰らい、新たに生まれてくる人物へと受け継がれる命の連環
この物語の終着はどこなのだろうか?