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元De+Laxの宙也と元スターリンの斉藤のエレクトロロックユニット。02年にSPREAD BEAVERのD.I.E.が加入し新体制となってからの初音源である。D.I.E.加入という事で、彼のファンである私はインダストリアル/デジロックを想像していたのだが、その期待は良い意味で裏切られた。本作は美しくメランコリックな雰囲気が溢れるアンビエント系ニュウウェーブ作品だったのだ。斉藤のギターも、本当に元スターリン?と思ってしまう程に、楽曲に切なく美しい確かなメロディラインを刻みこんでいる。そしてその旋律へと絡み付いてくるD.I.E.のピアノの美しいこと。。。彼のピアノは昔から大好きなのだが、何か人を癒す様な優しさを持っていると思う(タイプ的にはマイク・ガーソンに近い気がする)。彼の加入は大成功だと言って良いだろう。今後の活躍が期待出来るバンドである。彼らの様なバンドが売れないと今後の日本の音楽は変わらないでしょう。売れろー!!!
365:A TRIBUTE TO THE STALIN
昔、スターリンのコピーバンドをやってた者として懐かしく又、各曲のクオリティの高さに驚きました。 「STOP JAP」「猟奇ハンター」「豚に真珠」「おかあさん~」「アザラシ」「爆裂ヘッド」「水銀」「ロマンチスト」個人的に気に入った曲達です。 「猟奇ハンター」で久しぶりに元ガスタンクTATSUのギターが聴けたのも拾いもんでした。 かつてスターリンにはまってた人は聴いてみて欲しい。 それにしても・・・再結成ほんとにしないのかなぁ
スパイ大作戦 シーズン7<日本語完全版> [DVD]
2006年にシーズン1から発売開始となった「スパイ大作戦」DVDも、4年がかりでやっと最後のシーズンを迎えた。おもえば長い道のりであったが、なんとか最後まで見ることが出来るのは慶賀の至りである。ジムもバーニーも残念ながらもうこの世の人ではないが、図らずも代表作となった当TVシリーズを各家庭で気軽に楽しめる時代に作品を残せたこと、恐らく両人とも喜んでいるに違いない。
ただシーズンも7回目、ともなるとネタ切れとマンネリの感は否めず、過去の作品の焼き直し・使い回しのエピソードが多くなるのも止むを得ないところか。ベトナム戦争の終結・鉄のカーテンの綻びとも言える東西冷戦構造の変化が作品に微妙に影を落としていて、脚本のレベルの低下・キャラクターのマンネリ化が作品の緊張感を下げてしまったのが辛いところで、「スパイが世界を股にかけて難題を解決する」当初のスパイ大作戦の愉しみはもうここにはない。そろそろ引き際、が出演者スタッフにも見えてきたのが作品に見てとれる、のが辛い。
ところでアメリカでは全シーズンを収録したBOXセットが発売されておるが日本では発売されんのか、なあ。ただ特典映像は無いようだから敢えてまとめて買う必要はない、か。