のらくろ召集令 (のらくろカラー文庫 (11))
泥まみれです。俺ものらくろ大好きです。本書は戦後に刊行せられ始めた第二シリーズののらくろですね。のらくろが依願除隊、ブル大佐が予備役になつた後、テキサス大佐が率ゐてゐた猛犬聯隊が大ピンチになり、本巻の最後でこの両名が再召集せられます。結局、名コンビ復活で大勝利を収めますけどね。俺はこの戦後の第二シリーズ単行書を古書で何とか揃へましたが、いまではなかなか購入しにくいやうです。文庫版のはうならまだ揃へやすいでせうか。いずれにせよ、全巻通して読むと面白さも倍増です。
のらくろ二等兵 昭和漫画映画大行進(第1巻) [VHS]
提供「マツダ映画社」で、10分程度の短編4編収録。
収録作品は以下。そんなに面白い内容じゃないです。「がんばってる」感じ。
のらくろ二等兵(教練の巻・演習の巻) 作画村田安司 1933 活弁:牧野周一
冒険ダン吉(漂流の巻) 作画、製作年不明
空の桃太郎 作画村田安司 1931 活弁:澤登翠
おいらの野球 作画村田安司 1930 活弁:澤登翠
のらくろクン DVD-BOX1
正直言ってこれはDVD化されないだろうと思っていました。業界ってそういうところがあるじゃないですか、『アリス探偵局』も未だDVD化されていない事もあるので・・・。しかし何気なく検索サーチにこのキーワードを付けたところ何とあったのです、しかもDVD-BOX(1,2)という超豪華版で。これには驚きました。
本作は87年~88年かけてに放送されたアニメで、世の中がバブル絶頂期の頃、のらくろクンが主人公(男の子)の家で一緒に暮らすというほのぼのした内容です。主題歌はBaBe、この辺からバブル期の雰囲気が伝わってくるようで・・・。当時よく観ていたのですが、この放送が終わって何年かした後に田河水泡先生の漫画を見つけた時、のらくろクンの歴史が少しだけ分かったような気がしました。
70年代にアニメ化された時はオリジナルに近かったと思いますね、ちなみにその時のらくろの声は大山のぶ代(ドラちゃん)さんでした。
みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1987
しかし「愛の若草物語」に対して、この「1・2」の選曲は意外でしたね(苦笑)。その逆の選択つまり「いつかきっと!」「お父様へのララバイ」を取った方が「順当」と思いますけど^^;。
私はこの昭和62年のTVアニメ関連曲は、「シティハンター」「きまぐれオレンジ・ロード」「アニメ三銃士」の関連曲を持っています。
さて、私なりの「2枚目推挙9作品」はこうでしょうか。
「新メイプルタウン物語・パームタウン編」「北斗の拳2」「機甲戦記ドラグナー」「げらげらブース物語」「ガミー・ベアの冒険」「ミスター味っ子」「アニメ三銃士」「赤い光弾ジリオン」「レディレディ!!」……となりますね。
「アニメ三銃士」というのは、酒井法子さんの「夢冒険」は聴くチャンスが多いのですが、Pumpkinの歌ったED2曲「プレッジハート(誓約)」と「太陽のハレーション」を聴いてみたいのですよ^_^;。
別冊 図書館戦争〈1〉
劇甘警報出てましたが、対策として「レインツリーの国」読み返してるし、こちとら現実の新婚さんだい!
かかってこーい!!ってんで、わくわくしながら読みました。
・・・すみません、ごめんなさい、なめてました。
リアル新婚さんも、付き合い始めのバカップルにはかないません。
郁と堂上の、亀の歩みのような進捗具合が、「革命」の堂上転院すぐ後くらいから大体一年くらいにわたって、日常の事件とからんで描かれています。
誌幅はほぼ、キャラクターの人間模様(というか恋愛模様)に割かれていますが、合間には本編にもある「差別表現について」や「聴覚障害者の現実問題」や「言葉を狩る」ということについても考えさせられるエピソードがあります。
劇甘! でも やや塩入。 塩キャラメルみたいな一冊ですね。