大フーガ~ドイツのオルガン名曲集~
18世紀から20世紀の小曲集で、教会音楽を中心に構成されていてますが、聴きやすく心地よいバッハやブラームス、華麗なレーガーなどオルガン曲目になじみのない人にも楽しめると思います。
カノン×カノン~パッヘルベル・カノン・ヴァリェーション~
パッヘルベルはドイツ各地でオルガニストをつとめていたこともあって、3.パイプ・オルガンのカノンを聴きたくて入手しました。意外とおごそかで重い感じよりも、軽快なタッチにさえ聴こえましたね。・・本来、「カノン」は1つの旋律が2つ3つと重なり合うことで響き合い色彩感あふれる立体的な音楽へと変化して聴き手を魅了するとのこと(パッケージ記載)・・そう言えば、4.弦楽アンサンブルで聴くとすぐに心が浄化されて癒やされ感があり、記載どおりピッタリでした。今の私にはお気に入り度120%ですね。
そうそう、2.ハンドベル演奏のかなでる音色は妖精が光のように飛び交っていて冬のホタルの舞を見ているようです。クリスマス時期に聴けばなおいっそう盛り上がるかもしれませんね。白い息も暖かいかも・・
貴方も8種類のバリェーションで構成された異なる音色を楽しみながら心を豊かにしてはいかがですか。
幾度も聴きこなせば新たな発見があるかもしれませんよ。
私は毎日にように聴いています。
最近、弦楽アンサンブルで幾度も聴くと、笑顔で別れる恋人がいてそれぞれの新たな道を歩む場面が浮かびます。ちょっと胸キュンしますが、希望の方が勝っているから決して寂しくはないです。・・・足元には毎年約束したように小花たちが咲き乱れています。ドラマのような情景が上品にイメージ出来て大変癒やされますね。
ピアノ演奏では、可愛がっていた動物が召される旅たちを見て、楽しかった日々を思い出しながら体をさすって感謝している感じでした。次の日は新婦がバージンロードを希望に満ちてゆっくりと歩いている感じに聴こえました。悲しみと希望がからみあった複雑な気持ちにさせますね。