5巻に収録されている話は15話〜18話である。 この部分はヨット部のメンバーが海賊稼業をお手伝いするところから ジェニー前部長のお家騒動にヨット部員が巻き込まれるところまでを描いている。
この巻は描写不足やそれまでの巻との矛盾点が目立ち、このアニメの長所だった緻密な描写がやや崩れている。 具体的な点を挙げると以下のとおり。
・ヨット部のコスプレ海賊が好評だったということで終わっているが、どう見ても滑ってるようにしか見えない。 ・それまで「船員を危険に晒すことはしない」と言っていた船長が、勝算もないのに「面白そうだから」と事件に首を突っ込む。 ・お家騒動の決着の仕方が稚拙。結果オーライでしか無い。
さらにこの巻では前部長と現部長のガチレズ描写がある。 これまでの巻では百合要素はソフトな描写しかなかったので、これは確実に好き嫌いが分かれそうだ。
このページを見ている人は1〜4巻まで買い進めていることだろうから、多少不満点があっても買うだろう。 私はつなぎの回だと思って買った。
サントラ第二弾は、第一弾と同じく全20曲。 今回の目玉は作中歌「ヨット部の歌」のフルコーラス収録。 これはポイント高です。 ただ、歌モノは歌詞カードが欲しかった。 中に入ってる紙に両面印刷することは出来なかったのでしょうか?
オーディオドラマ「わたしたちの、シンオク!」は、 11:39の、茉莉香・マミ・チアキちゃんによる、新奥浜市の紹介? この三人でまともな紹介になるはずもなく・・・
出演クレジットは一番最後になっていますが、 今回の主役は間違いなくチアキちゃん。
今回も「ユメノアリカ」が所謂テレビサイズだったことは残念。 これだけ上質の曲が、テレビサイズではもったいない。 シングルカットでもいいので、是非フルサイズでの発表をお願いします。
5歳の子供に取られそうです。 娘はアニメではまっちゃったので。
助けたはずの船が報告したのは 不正な攻撃。 攻撃したのは弁天丸??えー?偽装方法はおなじみの?
『宇宙海賊は正義の味方』 己の正義に証を立てられるのか?!
物語は、彗星に最初に到着した者が、その資源開発権を得るという宇宙レースです。 そして「空想よりも実際の宇宙開発の方が面白い。それに携わっている人たちの姿を書きたい。」という筆者の思いは、シミュレーションとしてリアルな話を創ることに注がれています。 そのため劇中に使われている宇宙技術は、研究中を含め全て実用可能なものばかりです。さらに、貧乏な個人会社で往復約6ヶ月の長期間飛行する宇宙船の建造可能か?という問題に正面から取り組んだため、主役の宇宙船が基地から出発するのは、ストーリーが3/2を過ぎてからという状態です。結果、専門用語の多い、読者に宇宙開発知識を要求するかなりマニアックな内容です。 それでも、合計3巻もの大作が作者の筆力によって最後まで読みやすく構成されています。間違いなく傑作といえるSF作品です。
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