映画としてのまとまりはとても良いです。近年のしんちゃんは、中盤で失速してグダグダになるケースが少なく有りませんでしたが、今回は最初から最後までとにかく突っ走る。ひたすらおバカに、ひたすら不真面目に。ただ、それが映画として面白くなるか、というと、それはまた別の話。なんというか、全体的に「パワー不足」なんですよ。小さくまとまり過ぎてる。ギャグにしても、ゲストキャラにしても。せっかくアニメなんだから、トム・クルーズ顔負けのスパイアクションを見せて欲しい。しんちゃんなら、オナラで波動砲を打ってからもさらに突き抜けた展開をしても良いはずだ。独裁者の二人に百合テイストを盛りこんでいるのなら、もっと掘り下げてエキセントリックなキ◯ガイに仕立てて欲しい。 しんちゃんには、予想の斜め上を行くおバカ展開こそがふさわしいのです。「オナラ」ネタだけで2時間持たせられると思ったら大間違いですよ!次の作品では、日本を励ましてくれる真のバカっぷりを見せて欲しい。増井壮一監督、次回作、期待してますよ。
マスクの出来は、とても素晴らしいと思います。この質感で、ボディーがついていたら…、と思わずにはいられないです。しかし、マスクだけで、この大きさだと、ディスプレイが難しいのが問題だと思います。マグネットになってますが、普通、部屋に鉄の平面は、なかなか無いのでは。よって、コレクターアイテムとしては、それなりにおすすめ出来ると思いますが、飾って楽しみたい方には難しいかと。あと、箱の空白部分にはまるはずの、別バージョンのマスクを集めるのが困難なのも、コレクター泣かせです。
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